音声通話SIMとデータSIMの違いを徹底解説【3分丸わかり】

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格安SIMのプランを選択する中で、「音声通話SIM」や「データSIM」という言葉が平然と使われています。そして、すべての格安SIMの料金プランにおいて、この「音声通話SIM」と「データSIM」で料金が分かれています。

これから格安SIMを検討する上で、今一度「音声通話SIM」と「データSIM」の違いをしっかり理解しておきましょう。

説明に入る前に1点だけ注意点ですが、このページでは「音声通話SIM」と一括りにしますが、実際には「通話SIM」や「音声SIM」など呼ばれることもありますが全く内容は同じです。

同様に「データSIM」も「データ専用」などと呼ばれることがありますが、同じ意味ですので料金プランを見ても、「あ～データね！データ」と思って頂ければよいかと思います。

では説明していきます。

音声通話SIMとデータSIMの違い　

一言で言うと通話ができるかできないか、の違いです。

ちょっと端的に答えすぎましたね。

「音声通話SIM」は、文字通り通話ができるプランです。そしてデータ通信もできるプランとなります。

一方、「データSIM」は、通話はできなくて、データ通信のみ使用できるプランとなります。

もう少し「音声通話SIM」と「データSIM」の違いについてそれぞれの詳細をみていくとしましょう。

音声通話SIMのすべてを丸わかりにする

そもそも「音声通話SIM」の”通話”とは何かご存知ですか？「知ってるよ。そんなの。」と思うかもしれませんが、意外と奥が深いんですよ。

「音声通話SIM」の”通話”とは？

ここでは、話過ぎると長くなってしまうので簡単に説明しますね。

「音声通話SIM」の”通話”というのは、080/090の電話番号から発信する通話のことです。今まで携帯を持ったことがある人なら080/090の電話番号と言えばピンとくるでしょう。

格安SIMの通話について、「もっと詳細を知りたいんだ！」という方は、「通常の音声通話」と「プレフィックス電話」と「IP電話の違い」～格安SIMにおける通話品質を知ろう～を読んでくださいね。ただし、これは理解するのに3分以上かかっちゃいます。

皆さん、普段、友達や兄弟、両親や同僚と通話する際に何を利用していますか？LINEを使用している人も多いと思いますが、LINEの通話はIP電話と呼ばれるインターネットを利用した通話でやや通話品質が悪いことが特徴です。

ですので、まだまだ通話品質がよい080/090の電話回線を使用した通話が必要とされているのが現状です。

MNPするなら「音声通話SIM」を契約するんだよ

今まで大手キャリアで、080/090の電話番号を持たれていて、引き続き格安SIMでも使いたい場合は「音声通話SIM」を契約してMNPすればOKです。MNPとは、番号そのままに他の携帯事業者に乗り換える手続きのことです。

「音声通話SIM」の料金は「データSIM」と比較して高い

また、「音声通話SIM」は「データSIM」よりも通話ができるぶん、月々の料金がちょっと高くなっているので注意してくださいね。そうはいっても、平均600円程度の差です。

もしかすると、「データ通信は全くしなくて音声通話のみ使うんだけど・・」という方がいるかもしれませんが、格安SIMにはそのようなプランはありません。ですので、そのような方は最低データ容量の最も安い音声通話SIMに申し込むのがお勧めとなります。

最後に「音声通話SIM」の特徴をまとめておきましょう。

データSIMのすべてを丸わかりにする

「データSIM」は、データ通信専用のプランのことです。データ通信とは、インターネットに接続して、メールを見たりニュースを見たり動画を見る際に使用する通信のことですね。

「データSIM」は2台目の端末に利用されることが多い

データSIMは、主にタブレットや2台目のスマホに利用されることが多いです。メインのスマホは「通話SIM」を契約して、タブレットや2台目のスマホはを「データSIM」を契約するといった使い方が考えられますね。

何かの調査結果をみたのですが、格安SIMに申し込む人の約4~5割は「データSIM」プランを選んでいるようです。これからはタブレットが当たり前の時代になるかも知れませんね。

「データSIM」は通話が全くできないわけではない

「データSIM」は、データ通信専用のプランなので080/090の番号を使用した通話は使用できません。でもLINEやskypeを使用したIP電話は使用することができます。

ただし、LINEを使用するための認証には基本的にSMSが必要であることを覚えておいてください。SMSについては、「格安SIMにおいて 電話番号でやりとりする【SMS機能】はつけるべし！」を参考にしてくださいね。

SMSを追加でつけても月々120円とか150円ぐらいですので、料金はそれほど高いわけではありません。

「データSIM」の料金は「音声通話SIM」に比べて安い

「データSIM」の料金は「音声通話SIM」よりもおよそ600円程度安いことが多いです。080/090の電話番号は要らないよという方は、こちらの「データSIM」プランがおすすめです。

最後に「データSIM」の特徴をまとめておきましょう。

動画視聴などデータ通信をとにかくたくさんしたい方はこの記事を参考にしてください。
参考記事→「データ通信をたくさんする方へおすすめの格安SIM！当ブログ独自ランキング！」

まとめ

以上、「音声通話SIM」と「データSIM」の違いについて丸わかりにしました。ご自分の用途を考えて、上手く、そして、安く、使い分けてくださいね。

予め「音声通話SIM」なのか「データSIM」なのかを決めておくと、多少はプランを選びやすくなるかなと思います。

最後に、これから格安SIMを選ぶ方への参考記事を紹介して終わりとさせて頂きます。

参考記事→「当ブログが厳選しまくった格安SIMおすすめ8選!」

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