050データSIMと通話SIMの違いは？評判とデメリットまとめ

人気の格安SIM 楽天モバイルが提供する「050データSIM」について、丸わかりにしていきましょう。「050データSIM」と「通話SIM」って何が違うのか、デメリットやメリットを含めてまとめました。

また「050データSIM」を使用してるユーザの評判は良いのか悪いのか、ユーザの評判も見てみましょう。

Contents

1 050データSIMって何？
2 「050データSIM」のデメリット
- 2.1 「050データSIM」ではMNPができない
- 2.2 IP電話なので通話品質が悪い
3 「050データSIM」のメリット
- 3.1 050の番号を無料で持てて設定も簡単
- 3.2 通話料金がかなり安い
4 「050データSIM」と通話SIMの違いまとめ
5 「050データSIM」の評判と評価
6 「050データSIM」への利用するまでの手順

050データSIMって何？

まず楽天モバイルの料金プラン表を確認してみます。

	通話SIM	050データSIM (SMSあり)	データSIM (SMSなし)
ベーシックプラン	1250円	645円	525円
3.1GBプラン	1600円	1020円	900円
5GBプラン	2150円	1570円	1450円
10GBプラン	2960円	2380円	2260円
20GBプラン	4750円	4170円	4050円
30GBプラン	6150円	5520円	5450円

「通話SIM」「050データSIM(SMSあり)」「データSIM(SMSなし)」と３つのプランが提供されています。

その中でもよくわからないのが、「050データSIM(SMSあり)」です。

多くの格安SIMでは、データSIMにSMSをつけるか付けないかというプランになっているのですが、楽天モバイルの場合は、SMS付きのプランを選択すると050の電話番号を使った通話もできます。無料で050通話機能がついてくるという見方もできますね。

具体的には、050から始まる番号が付与されるので、その番号から発信することや、受信することができます。050番号から発信すると、自分の050番号が相手のスマホの画面に番号通知もされるので、普通の電話と見かけ上には何一つ変わりません。

補足：SMSはショートメッセージメールの略で、LINEを登録する際の認証に使われたりします。SMSについての詳細はこちらの記事を参考にしてくださいね。

参考記事→「格安SIMにおいて電話番号でやりとりする【SMS機能】はつけるべし！」

「050データSIM」のデメリット

「050データSIM」は、無料でついてきてありがたいのですが、もちろんそれなりのデメリットもあります。

「050データSIM」ではMNPができない

MNPは、同じ電話番号を持ったまま他の携帯会社へ移行できるサービスのことです。

「050データSIM」を契約すると、新しく050の番号が付与されるので、090/080番号を引き継ぐことはできません。

080/090の電話番号をそのまま使用(MNP)したいのであれば、通話SIMへの申込みが必須となります。

IP電話なので通話品質が悪い

050番号での通話は、インターネット回線を利用した通話ですので通話品質が悪くなることが多いです。

時間帯などにもよりますが、場合によっては数時間にわたって使用できなくなることもあります。実際に通信障害が発生しているとネットでも評判になっていますので、あまり期待はしない方がよいかと思います。

「050データSIM(SMSあり)」には、以上のようなデメリットがありますが、無料ということを考えればメリットも多々あります。次はメリットを見ていきましょう。

「050データSIM」のメリット

050の番号を無料で持てて設定も簡単

何と言っても無料で電話番号が持てるというのはうれしいですね。楽天モバイルの050データSIMに申し込むと、2,3日後には050の番号が付与されます。

050の番号で通話をするには専用のアプリ「Viber」のインストールが必要になりますが、起動して050番号を入力して認証するだけです。

これだけで、050番号が使えるようになり、固定電話や携帯電話に発信することができるようになります。

通話料金がかなり安い

・携帯電話宛て通話量 10.60円/1分

・固定電話宛て通話量 3.24円/1分

通常の080/090で発信する通話は20円/30秒であることを考慮すると、いかに安いかわかると思います。

実は他にも050の電話番号を持つことができる格安SIMが存在しているのですが、それらと比較しても楽天モバイルの050通話は、最安値水準です。

LINEモバイル「Line Out」　携帯電話宛 14円/分、固定電話宛 3円/分
OCNモバイルONE 「050plus」携帯電話宛 17.28円/分、固定電話宛 8.64円/分
mineo Dプラン「LaLa Call」携帯電話宛 17.28円/分、固定電話宛 8.64円/分

上記と比較すれば、楽天モバイルの「050データSIM」の通話量がかなり安いことがわかりますね。

「050データSIM」と通話SIMの違いまとめ

	050データSIM	通話SIM
MNPができるか	080/090の電話番号は持てないのでMNPはできない	080/090の電話番号を引き継ぐこと(MNP)ができる
通話品質	通信障害で利用できなくなることもある	安定した通話が可能
通話料金	10.60円/分	40円/分

以上、「050データSIM(SMSあり)」と「通話SIM」の違いのまとめでした。

続いて、実際に「050データSIM(SMS)」を使用しているユーザの声を見てみましょう。

「050データSIM」の評判と評価

iPhone7+で使っている楽天モバイルの通信SIMを、050番号付きの通信SIMに変更した。月の使用量は同じ（3ギガで1,020円／月）だが、通信の他に電話機能もつくのでありがたい。

IP電話なので、通話の質はもう一つ。通話料は携帯へ約10円/分、固定電話へ約3円/分で安い。

— わっしー教授 (@wassiisg) September 3, 2017

楽天モバイルの050データSIMで、実用的な通話はしたことないですが、品質、使い勝手は悪くないですね。
しかし･･･
・不在着信の時、分かりにくい
・留守電がない
この2点がちょっとね^^;

— しょぉたぁみぃ™ (@snishihara2010x) August 27, 2017

楽天モバイルの「050データSIM」の料金が安いとかなり評判になっているようですね。

通話品質に関して、1、2年前は通信障害が発生しているという評判が多かったのですが、最近は、それほど悪い評判はなくなってきているようです。ただ、留守番電話機能がないことに不満を表している方もいらっしゃいますね。

こんな「050データSIM」プランですが、実際の申し込みから開通までの流れも確認しておきましょう。

「050データSIM」への利用するまでの手順

１．お申し込み

こちらの公式ホームページより申し込みをおこなってください。

２．SIMを端末に挿入してAPN設定を行い、データ通信を行う

実際にSIMカードが到着したらAPN設定を行ってデータ通信が行える環境にします。

APN設定についてはこちらのページを参考にしてください。

３．050番号の通知が登録したメールアドレスに届く

楽天モバイルに登録しているメールアドレス宛に050番号を知らせるメールが届くのでそれを確認する。

４．Viberのアクティベーション

050番号で通話するために必要な無料アプリ「Viber」をインストールしてください
Viberを起動して、メールアドレスに書かれている050番号を入力
SMSでアクティベーションに必要な6桁の番号が届く
Viberに6桁の番号を入力する以上で完了です。

およそ申し込みを行ってから使用するまで2~3日程度で済みます。

簡単な手続きで安く自分の電話番号を持ちたい方には、「050データSIM(SMS)」プランをおすすめします。

楽天モバイルの公式HPをチェック

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