大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることのメリット


格安SIMへ乗り換えることのメリット

今更ではありますが、改めて格安SIMのメリットを考えてみたいと思います。格安SIMは、文字通り、料金が”格安”であるはずですが、利用方法によっては”格安”にならないこともあります。このあたりの注意点交えて、格安SIMのメリットをまとめてみました。

データ通信メインの人は格段に月々料金が安くなる

非常に頻繁に電話をかける人や、品質の高い”通話”を期待する人には、格安SIMの利用をおすすめできません。一方、データ通信メインの方は、格段に料金を抑えることができます。
 ここでいう”通話”という言葉ですが、”通話”には、2種類あることに注意してください。
 
一つは、LINEなどで使用するネット回線を利用した無料通話
二つ目は、大手キャリアに代表される電話回線を利用した有料通話(080とか090〜)。
 
無料通話では、ネット回線を使用していますので、混雑時に繋がらないことや、音声が聞こえづらかったり、途切れ途切れになることが、稀に生じます。皆さんもLINEで経験されたことがあるかもしれません。一方、専用の電話回線を利用した通話では、ネットの回線混雑に関係なく、音声もクリアに使用することができます。
 
格安SIMは、どちらの通話も利用することができますが、非常に頻繁に有料通話をする方は、こちらの記事の3.で書いたようなデメリットが生じることがありますので注意してください。
 
「緊急時は有料通話を使うが、基本的にはLINEで電話するから問題ないよ」という方は、格安SIMに乗り換えて、格段に月々の料金を抑えちゃいましょう。
 
では、どれくらい安くなるのでしょう。これはプランにもよりますが、5000円程度は安くなると考えていただいて良いと思います。私は7000円→ 1600円ぐらいになりました。家族4人とかになると、一ヶ月2万円以上の差が出てきますので、大きな節約になります。
 

スマホ端末を自由に選ぶことができる

SIMフリー端末であれば、すべての格安SIM(MVNO)で使用することが可能ですので、端末を自由に選択することができるのです。
 
格安SIMへ乗り換えれば、ドコモならドコモのスマホ端末しか使用できない、といったばかげた仕組みから、解放されます。そもそもデバイス(スマホ)と通信契約する業者を個別に選べない仕組みが、おかしかったのですが。
 
「好きなSIMフリー端末にお金を出して購入し、自分に合ったMVNO業者と契約する」
当たり前のことなのですが、今までの煩わしさが一切なくなります。大手キャリアでは、端末と通信プランの契約をセットで考えた混沌としているプランばかりです。料金プランを本当に理解して、支払っている人は何割ぐらいいるのでしょうねー。私個人的には、自由になれるというメリットが意外に大きかったです。
 

メリットではなくなったもの

2016年までは、格安SIMに乗り換えると、キャリアの2年縛りがなくなるというメリットがあったのですが、大手キャリアが月々300円ぐらい払えばいつ解約しても、解約料がかからないプランを、相次いで発表していますので、このメリットは、今はなくなっています。
 

格安SIMのメリット まとめ

格安SIMのデメリットを記事にしたので、メリットも記事にしないといけないなと思い、この記事を書きましたが、格安SIMは料金が安くなる以外にメリットは、ほとんどありません。デメリットをしっかり把握することが一番重要です。まだ読まれていない方は「大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを考えている人が 絶対に理解しておくべき格安SIM6つのデメリット」をしっかり読んでください。