「とにかく電話(通話)しかしないから最安の料金を教えてほしい!」
「音声通話のみできればいいから最安の格安SIMが知りたい!」
「データ通信はほとんどしないけど、音声通話SIMをとにかく安く使いたい!」
月々の通信料金はできるだけ抑えて、家族や友人と食事したり遊んだり、楽しいことにお金を使いたいですよね。
そんな方のために、このページでは、月々の料金を抑え最もオトクに音声通話SIMを持てる格安SIMを徹底的に選定しました。随時、最新情報に更新しています。(現在、2019年上期の最新情報に更新)
Contents
音声通話SIMなら格安SIMがベストな選択
まずはじめに、音声通話SIMを利用する方は、絶対に格安SIMを利用したほうがお得です。
格安SIMは、大手キャリア(docomoやソフトバンク、au)と比較して、基本料金が圧倒的に安いという特徴があります。料金については、下記の表を参考にしてくださいね。
格安SIMの一例としてLINEモバイルを契約した際の月額料金を示しています。
基本料金のみならず、通話料金も格安SIMであれば半額で使用することができます。
これはプレフィックス電話とよばれるサービスで、中継地点を挟むことで、通話料金を通常の半額にするサービスです。詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね。
基本料金も安くて、通話料金も安い格安SIMですが、デメリットが気になりますよね。デメリットも予め確認しておきましょう。
格安SIMのデメリット
・①データ通信速度が遅い
・②申し込みにクレジットカードが必要
・③大手キャリアのメールアドレスが使えない(@docomo.ne.jpなど)
①のデータ通信速度に関しては、契約する格安SIMの会社を正しく選定すれば問題ありません。この記事の後半では、データ通信速度も考慮した上で、安くて信頼できる格安SIMを厳選して紹介します。実質的なデメリットは②と③ぐらいですね。
ただ、月々の料金を圧倒的に安くできることを考えると格安SIMを契約するメリットの方が断然大きいと言えるでしょう。
通話SIMを利用する場合の最適な格安SIMの選び方
通話をメインに行う方にとって、通話品質を気にされる方も多いのではないでしょうか。でも、格安SIMの通話品質は、ドコモやauなどと全く同様で、どの格安SIMでも通話品質は良好です。
ではいったい格安SIMを選ぶ上での選択基準は何なのか、と言うと、下記の4点に集約されます。
通話SIMを提供する格安SIMの選び方
・①料金の安さ
・②データ通信速度
・③会社の安定感
・④サービスの良さ
言うまでもなく、一番重要なのは月々の料金の安さですね。次にデータ通信がストレスなく使える速度であること、また、会社の安定感も大事です。
あまりにもマイナーな格安SIMを選択すると、途中で会社自体がなくなってしまうなど、やっかいな事になりかねないので、ある程度ユーザ数が多い安定した会社を選択したほうがよいでしょう。
最後に各格安SIM会社が提供する独自のサービスの良さです。
これらのポイントを抑えた格安SIMを選定することが重要です。
それでは、以上のポイントを踏まえた、音声通話SIMで最安クラスのおすすめ格安SIMを発表します。
音声通話SIM:「最安」の格安SIM3つを厳選紹介
通話SIMを契約するにあたって、私がおすすめする格安SIMを、おすすめ度が高い順に厳選して紹介します。
LINEモバイル:総合力が高くダントツでおすすめ
【料金プラン】
データ容量 | 月額基本料金 | |
---|---|---|
データ+SMS+音声通話 | 1GB | 1200円 |
LINEモバイルの音声通話SIMの料金は、1GBのデータ通信付きで、月々1200円です。
格安SIMの中でもトップクラスの安さとなっています。「データ通信は使わない!」と言う方もいるとは思いますが、アプリのアップデートやメールの使用でもデータ容量は消費しますので、1GBのデータ通信がついているというのは魅力的です。
LINEモバイルというと、CMなどでよく見かけるので知っている人も多いのではないでしょうか。LINEが運営する会社で安定感のある会社で、信頼性も抜群です。
また、データ通信速度に関しても格安SIMの中では、速い方で日常使いではストレスなく使用することができます。
LINEモバイルはサービスの良さにも定評があり、特徴的なサービスは以下の通りです。
【サービスの魅力】
- 「いつでも電話」アプリで通話料半額
- 「LINE」アプリに関わるデータ通信量が無料
- かけ放題プランもある
各特徴の詳細をみていきましょう。
〇「いつでも電話」アプリで通話料が半額
LINEモバイルでは、無料アプリ「いつでも電話」から発信することで、通話料金が半額になります。
申し込み不要、月額料金無料で手軽に利用できるアプリです。
〇「LINE」に関わるデータ通信量が無料
いまや、ほとんどの人が利用している「LINE」ですが、LINEモバイルに申し込むとLINEに関わるデータ通信量が一切かかりません。
このページでは、通話のみを使いたい人向けにおすすめの格安SIMを紹介してはいますが、LINEだけは利用したいという方にはこのLINEモバイルがより一層おすすめです。
〇かけ放題プランもある
LINEモバイルにもかけ放題オプションがあります。10分以内の通話なら何度でもかけ放題になるオプションです。
- 10分かけ放題オプション:月額880円
通話を頻繁に行う人には必須のかけ放題オプションがLINEモバイルでも提供されています。
以上がLINEモバイルの特徴です。このようにLINEモバイルは通話SIM料金が最安というだけでなく、魅力的なサービスを多く提供してくれています。本当におすすめできる格安SIMです。
DMMモバイル:データ通信速度が遅くても良いならおすすめ
続いておすすめできる格安SIMがDMMモバイルです。まずは料金をチェックしましょう。
【料金プラン】
通話SIMプラン(データSIM+音声通話) | |
---|---|
ライト(通信速度200kbpsの容量制限なし) | 1140円 |
1GB | 1260円 |
一見すると、音声通話のライトプランは1140円ですので、LINEモバイルよりも安く見えます。ただ、データ通信速度が200kbpsと、通常のデータ通信速度で利用できないプランとなります。
このプランの利点は何と言っても、月々の基本料金が1140円と安いことです。ただし、おすすできるのは、音声通話のみを利用する方だけです。メールぐらいなら普通に使えますが、200kbpsの速度では、ちょっと天気をみるにも、ニュースを見るにも遅くて実使用には耐えられません。
1GBプランではデータ通信速度は高速なので、問題ありませんが、LINEモバイルよりも料金がやや割高になってしまうのがデメリットですね。
DMMモバイルも会社自体は大きく、DMM.comの運営会社が運営しているので安定感があります。下記で紹介するサービスに魅力を感じたら、申し込みを行っても良い格安SIMと言えます。
【サービスの魅力】
- 「DMMトーク」アプリで通話料半額
- 「DMMポイント」が貯まる
- かけ放題プランもある
各特徴について簡単にチェックしていきましょう。
〇「DMMトーク」アプリで通話料が半額
無料の公式アプリ「DMMトーク」アプリから発信するだけで、通話料金が通常の半額10円/30秒になります。
LINEモバイルと同様、申し込みなども不要でお手軽に使えるアプリとなっています。アプリの使い方も非常に簡単で、直感的に電話を発信することができます。
〇「DMMポイント」が貯まる!
他の格安SIMにはない特徴として、DMMポイントがあります。DMMモバイルを契約すると、月額利用料金の10%分のDMMポイントを毎月もらうことができます。
貯まったポイントは、映画や電子書籍、むふふな動画など幅広いコンテンツに利用することができます。詳細を知りたい方は以下の記事をチェックしてくださいね。
〇かけ放題プランもある
DMMモバイルのかけ放題プランは、10分以内の通話なら何度でもかけ放題になるオプションプランです。
- 10分かけ放題:月額850円
以前までは5分以内でしたが、最近になって10分に延長されています。
以上がDMMモバイルの特徴でした。DMMモバイルの売りは、何と言っても、DMMポイントがゲットできることです。ポイントがほしい方はDMMモバイルが有力候補になるでしょう。
※↑期間限定で3カ月間、月額基本料金から1100円割引になるキャンペーン中!
楽天モバイル:楽天ポイントを貯めたい方におすすめ
【料金プラン】
通話SIM | 050データSIM (SMSあり) | データSIM (SMSなし) |
|
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1600円 | 1020円 | 900円 |
5GBプラン | 2150円 | 1570円 | 1450円 |
10GBプラン | 2960円 | 2380円 | 2260円 |
20GBプラン | 4750円 | 4170円 | 4050円 |
30GBプラン | 6150円 | 5520円 | 5450円 |
楽天モバイルの音声通話SIMの最安料金は、ベーシックプランで月額1250円です。格安SIM全体の中で比較すれば、かなり安い料金ではありますが、LINEモバイルの1200円、DMMモバイルの1140円にはかないませんね。
ベーシックプランは、DMMモバイルのライトプランと同様、通信速度が200kbpsに制限されたプランとなります。通信速度が遅いので、メールぐらいしかデータ通信をしない方向けのプランです。
楽天モバイルは知名度は抜群で、楽天が運営しているので安心感も非常に高いことに加えて、サービスも充実しています。
【サービスの魅力】
- 楽天スーパーポイントが+2倍もらえる!
- 支払い方法が口座振替に対応している!
- ドコモ回線とau回線を選べる!
各特徴の詳細をみていきましょう。
〇楽天スーパーポイントが+2倍もらえる!
楽天モバイルで音声通話SIMを契約していると、楽天市場で買い物するたびに通常の+2倍のスーパーポイントをもらうことができます。つまり3倍のポイントが加算されます。
加えて、下記でもおすすめしている楽天カードで支払うと、さらに+2倍となるので、合計5倍の楽手スーパーポイントをもらうことができます。
楽天で買い物をよくするという方は、楽天モバイルへの申込みを検討してみても良いでしょう。
〇支払い方法が口座振替に対応している!
ほとんどの格安SIMでは、支払い方法がクレジットカードのみと限定されていますが、楽天モバイルであれば、口座振替を使うことができます。ただし、口座振替にすると毎月手数料100円が発生するので、極力クレジットカードで支払うことをおすすめします。
おすすめは楽天カードをつくることです。楽天カードを使えば楽天市場での買い物でポイントが3倍付くので、お得です。どうしてもクレジットカードが使えないという方は楽天モバイルで口座振替しましょう。
〇ドコモ回線とau回線をえらべる!
回線の種類をドコモ回線とau回線から選ぶことができます。この後で、詳細を説明しますが、格安SIMでは、基本的にドコモで購入したスマホならドコモ回線の格安SIM、auで購入したスマホならau回線の格安SIMしか使うことができません。
ほとんどの格安SIMがドコモ回線である中、楽天モバイルはau回線を選択できるメリットがあります。つまり、auで購入したスマホをそのまま使いたい場合は、楽天モバイルが選択肢の有力候補となってきます。
以上が楽天モバイルの特長でした。楽天モバイルの一番の魅力は、楽天スーパーポイントを効率よく貯められるということです。楽天市場を頻繁に利用する方にはベストな格安SIMとなります。
※↑楽天モバイルは、格安SIM契約者数No.1で人気の格安SIMです!
通話SIMのみ最安の格安SIMランキング
音声通話SIMを利用する際のおすすめ格安SIMは、LINEモバイル、DMMモバイル、楽天モバイルの3社ですが、他の格安SIMの料金もここでチェックしておきましょう。
【通話のみ格安SIM料金ランキング表】
格安SIM | 回線 | データ容量 | 最安料金 |
---|---|---|---|
DMM mobile | docomo | 無制限(200kbps) | 1,140円 |
LINEモバイル | docomo/softbank | 1GB | 1,200円 |
DTI SIM | docomo | 1GB | 1,200円 |
@モバイルくん | docomo | 0.5GB | 1,200円 |
楽天モバイル | docomo/au | 無制限(200kbps) | 1,250円 |
mineo(A) | au | 0.5GB | 1,310円 |
nuro mobile(D) | docomo | 2GB | 1,400円 |
BIGLOBE | docomo | 1GB | 1,400円 |
mineo(D) | docomo | 0.5GB | 1,400円 |
U-mobile(D) | docomo | 3GB | 1,580円 |
OCN mobile ONE | docomo | 110MB/日 | 1,600円 |
NifMo | docomo | 3GB | 1,600円 |
IIJmio | docomo/au | 3GB | 1,600円 |
UQモバイル | au | 3GB | 1,680円 |
nuro mobile(S) | softbank | 2GB | 1,680円 |
*2019年3月現在の通話対応SIMの料金比較です。
通話のみのプランでも、各社とも最低限のデータ容量が付加されています。データ通信が全くできないと、ソフトウェアのアップデートなどもできないので、各社最安の料金プランでも500MB~3GBぐらいのデータ容量が付いています。
ここで、3番目に安い「DTI SIM」や4番目に安い「@モバイルくん」がなぜおすすめできないのか、疑問に思う方もいると思うので、補足しておくと、DTI SIMは通信速度の評判がすこぶる悪いことが一番の要因です。また、@モバイルくん。は知名度がなく、サービスに特筆すべき点がない点が、おすすめできない理由となります。
このように音声通話SIMの料金を比較すると、いかにLINEモバイルやDMMモバイル、楽天モバイルが安いのか、お分かり頂けたのではないでしょうか。
この3社から格安SIMを選んで頂きたいのですが、1点だけ注意点があります。
注意:格安SIMの回線は要チェック!
料金ランキング表を先ほど示しましたが、その中に「回線」という列を記載しておきました。
これは、それぞれの格安SIMがどの会社から回線を借りているか、を表しています。格安SIMは、下図のように、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のいずれかの回線を借りて、私たちにサービスを提供しています。
では、なぜこの回線をチェックする必要があるのでしょうか。それは、回線によって、使用できるスマホ端末、使用できないスマホ端末に分かれる場合があるからです。
基本的に、スマホ端末は以下の2種類に分類されます。
- SIMフリーのスマホ端末→どの回線の格安SIMでも使用可能。
- 大手キャリアで購入したスマホ端末→その回線を使用している格安SIMのみ使用可能。ただし、SIMロック解除をすればどの回線の格安SIMでも使用可能になる。
SIMフリーの表記があるスマホであれば、どの回線でも使用可能です。一方、大手キャリアで購入したスマホの場合、”SIMロック”というものがスマホ端末にかかっていて、そのキャリアの回線を使用している格安SIMでしか使用することができません。
例えば、ドコモで購入したスマホ端末であれば、ドコモの回線を借りている格安SIMでしか使用できないということです。ただし、SIMロック解除をキャリア店舗(ドコモならドコモショップ、auならauショップなど)に依頼した場合は、どの回線の格安SIMでも利用できます。
ですので、ご自分が使用するスマホが、ドコモで購入したスマホや、auで購入したスマホ、softbankで購入したスマホをSIMロック解除なしでそのまま使いたい場合は、その回線を利用している格安SIMから選択する必要があります。
通話をたくさんするなら「かけ放題オプション」
通話をたくさんするなら、かけ放題オプションに必ず加入しましょう。多くの格安SIMでは、「かけ放題オプション」サービスが提供されていて、各社とも競争が激しくなっています。
格安SIMのかけ放題サービスでは、「**分以内の通話なら何度でもかけ放題」といった形でサービスが提供されており、何分でもかけれる無制限のかけ放題サービスは基本的に提供されていません。
先ほど、おすすめの格安SIMとして紹介した、LINEモバイル、DMMモバイル、楽天モバイルも「かけ放題オプション」を提供しています。
これからのかけ放題オプションでは、「10分以内の通話ならかけ放題」というサービスを提供しています。いずれも料金は800円台半ばで、差異はほとんどありません。
まとめ
音声通話のみ使いたい場合、格安SIMが安くて、圧倒的におすすめです。今回、厳選したLINEモバイル,DMMモバイル,楽天モバイルモバイルはどれも、料金が安いだけでなく、サービスも行き届いた格安SIMです。どれを選んでも、後悔することはありません。
最後に、もう一度おすすめの格安SIMを整理しておきましょう。
この記事が少しでも、格安SIM選びの参考になれば幸いです。