このページでは、LINEモバイルのAPN設定方法をiPhoneとAndroidそれぞれ分けて紹介します。
LINEモバイルでは、2018/7月から、今までのドコモ回線に加えてソフトバンク回線も提供し始めました。APN設定自体は、ドコモ回線もソフトバンク回線も同様ですが、少しだけ注意点もあるので、記事の最後に紹介します。
Contents
LINEモバイル:iPhoneのAPN設定方法
まずはiPhoneのAPN設定方法をどこよりもわかりやすく紹介します。決して難しい作業ではないので安心してくださいね。
事前準備:iPhoneでは他のプロファイルを削除しておくこと
LINEモバイルのプロファイルというものをインストールする必要があるのですが、他の会社のプロファイルがある場合は、うまくインストールすることができません。
事前に他の会社のプロファイルを削除しておきましょう。
▪️プロファイルの削除方法
- メイン画面から「設定」ー「一般」ー「プロファイル」を選択
- プロファイルがある場合は、そのプロファイルを選択して、「プロファイルを削除」をタップ
これ削除完了です。
プロファイルが出てこない場合は、今までに使用していなかったということですので、何もしなくてOKです。
それでは、APN設定方法について説明していきます。
APN設定方法では、大きく分けて「SIMカードの挿入」→「プロファイルのインストール(APN設定)」という流れで設定します。
LINEモバイルのSIMカードをiPhone挿入
LINEモバイルを申し込むと、自宅にSIMカードが送付されてきます。
そのSIMカードを台紙から切り取ります。
次に、SIMカードトレイを端末から引き出します。トレイは、iPhoneの側面にある小さな穴を押し出すことで、取り出すことができます。
SIMピンと呼ばれる専用のピンがiPhoneを購入した際に付属しているので、それを使うか、あるいは、クリップなどでも代用できます。
SIMカードトレイを取り出せたら、LINEモバイルのSIMカードを乗せて、スロットに再度差し込みます。
iPhone専用のプロファイルをインストール(APN設定)
iPhoneにプロファイルというものをインストールします。プロファイルをインストールするには、iPhoneをネットに接続する必要があります。WiFiに接続しましょう。家にWiFiがない方は、WiFi環境にあるカフェなどに移動して、WiFiに接続します。
iPhoneのプロファイルリンク
上のリンク先にiPhoneからアクセスすると、自動的に設定画面が表示されるので、右上の「インストール」をタップして、インストールを実行します。
ここで、端末にパスコードを設定している場合、入力を求められるので、6桁のパスワードを入力して、改めて「インストール」をタップします。
以上でインストール完了です。
最後に、iPhoneを再起動すると、LINEモバイルでデータ通信ができるようになります。
iPhoneの場合は、プロファイルをインストールするだけでAPN設定が完了します。つづいて、AndroidのAPN設定方法について説明します。
LINEモバイル:AndroidのAPN設定方法
ここでは、Android端末のAPN設定方法を紹介します。大まかな流れとしては、「SIMカードの挿入」→「APN設定」という流れとなります。
LINEモバイルのSIMカードをAndroidに挿入
端末の電源を切って、SIMカードトレイをとりだします。Androidの場合、使っている端末によって、取り出し方が異なるので、わからない時は、取り扱い説明書などで確認しましょう。
SIMカードトレイが取り出せたら、LINEモバイルから送られてきたSIMカードをトレイに乗せて、スロットに再度さしこみます。
つづいて、SIMカードが挿入できたら、APN設定をおこなっていきます。
APN設定方法の詳細
ホーム画面から「設定」ー「無線とネットワーク」ー「モバイルネットワーク設定」をひらきます。
「モバイルネットワーク設定」画面内にある「アクセスポイント名」をタップします。
APN設定画面が表示されるので、右上にある「+」ボタンをタップして、新しいアクセスポイント名を追加します。*もしも、アクセスポイント名一覧の中にLINEモバイルがあった場合は、ラジオボタンでタップるするだけで終了です。
▪️APN設定で入力する情報
名前:LINEモバイル
APN:line.me
ユーザー名:line@line
パスワード:line
認証タイプ:PAPまたはCHAP
アクセスポイントの編集画面では、上記の値を間違わないように入力してください。入力がおわったら、画面右上にある「保存」ボタンをタップします。
*保存を押してもLINEモバイルのAPNが設定されていないと意味がないので、上の画像のようにLINEモバイルが選択されていることを念のため確認してください。
最後に再起動すると、データ通信が行えるようになります。
LINEモバイルでAPN設定しても圏外になる時の対処法
以上のような手続きでAPN設定は、完了できますが、最後に再起動してもデータ通信ができず、圏外になる事例が結構あります。
圏外になった時の対処法について、ここでは紹介します。
まず再起動する
おそらく、再起動しても圏外になっているという方が多いは思いますが、念のため再起動してみてください。再起動がきちんとできていなくて、接続ができないこともありますので。
APN設定の誤入力
iPhoneの場合はプロファイルをインストールするだけなので、大丈夫だと思いますが、Androidの方はユーザ名やAPN名を自分で入力する必要があるため、今一度、間違っていないか再確認しましょう。
一文字でも間違っていると、データ通信ができないので、厳しめにチェックしてくださいね。
LINEモバイルに対応していない機種を使用している
LINEモバイルは現在、ドコモ回線とソフトバンク回線の2種類の回線を提供しています。申し込んだ回線が、ご自分のスマホに対応していない可能性もあります。
たとえば、ドコモで購入した端末を使おうとしているのにソフトバンク回線に申し込んでしまった、という場合などです。もう一度、対応しているかチェックしてみてください。
まとめ
LINEモバイルのAPN設定について、iPhone、Android、それぞれ分けて紹介しました。LINEモバイルには、ドコモ回線とソフトバンク回線を提供していますが、どちらの場合でも、今回紹介したAPN設定方法と全く同様です。
補足になりますが、LINEモバイルでスマホをセットで購入した場合、APN設定が自動的に行われていることがあります。APN設定が初めから設定されている場合は、SIMカードを挿入するだけで、データ通信できます。