子供に持たせる格安スマホランキングを発表!必須機能を徹底検証して比較!


子供に持たせる格安スマホランキング!徹底検証してみた!

子供に格安スマホを持たせたい。

でも安全なのかわからない。料金も安く抑えたいんだけど。

そんな悩める親御さんに向けて、この記事では小学生~高校生の子供に格安スマホを持たせるのに最も適した格安スマホをランキング形式で説明します。

子供に格安スマホを持たせるメリットやリスク、そして必要な機能を検証してから、当ブログの独自ランキングを発表したいと思います。

格安スマホのランキングを先に見たい方はこちらへ >  >

本当に子供に格安スマホは必要?持たせるなら必要な機能は?

親として子供にスマホを持たせたい理由を確認してから、メリットやリスク、そして必要な機能を検証しましょう。

子供に格安スマホを持たせる理由

中には子供からおねだりされて、スマホを買ってあげる親御さんもいらっしゃると思いますが、多くの親は自分から子供にスマホを持たせたいと思うのではないでしょうか。

最近では、共働きの夫婦が増えてきており、2017年の総務省「労働力調査」では共働き世帯がおよそ5割となっています。豆知識ですが、共働き率が高いのは地方で(山形や福井など)、共働き率が低いのは大都市(大阪や神奈川、東京)となります。

このような共働き世帯の場合は特に子供が心配です。自宅に帰っているのか、塾には行っているのか、今家で何をしているのか。

連絡をいつでもすぐに取れるという安心感ゆえ、子供にスマホを持たせたいという親が増えてきているのです。

実際にTONEモバイルが親50名に「子供にスマホを持たせる理由」をアンケ―トした結果が下記となります。

「いつでも連絡を取れるようにするため」…30名
「位置情報を把握するため」…6名
「子供が欲しいと言ったから」…6名
「その他」…8名

引用:TONEモバイル

子供に格安スマホを持たせるメリット

子供にスマホのメリット

では、子供にスマホを持たせると実際にどのようなメリットがあるのか考えてみましょう。メリットは下記の項目となります。

スマホを持たせるメリット

  • 緊急時に連絡が取れる
  • 友達とのつながりが強くなる
  • 情報リテラシーが育つ

このそれぞれの項目について私の意見を交えながらメリットを確認していきたいと思います。

【緊急時の連絡が取れる】

親の立場からするといつでも連絡が取れるとすごく安心できますよね。これは文句のつけようがないメリットです。

【友達とのつながりを持つことができる】

近年、小学生や中学生でもスマホを持つ割合が急増しています。神奈川教育委員会の調査結果によると、小学生のスマホ所持率は2012年から2割増加して6割に達したということです。中学生では7割、高校生は9割という結果です。

「小学生からスマホを持つなんて・・・」と頭ごなしに批判してしまいそうになりますが、現代は急速にIT化が進んでいます。

これからも所持率は確実に増え続けるでしょう。友達同士でグループを作ってLINEで連絡をとりあったりコミュニケーションを図ることが日常化していくことを考えると自分の子供だけスマホを持たせないという判断をするのは難しいものですね。

スマホを持たないことでコミュニケーションの輪から外れる可能性は高くなるでしょうし、場合によっては友達の数も減るかもしれません。

「昔はそんなのなくても友達がたくさんできた」という意見もありますが、それは少し違います。現在はコミュニケーションの方法が大きく変わってきており、スマホはその大きな核(役割)を担っているのです。

そうした意味で、友達とのつながりを持つことができるというのはスマホを持つ大きなメリットなのかもしれません。

【情報リテラシーが育つ】

最近では、この言葉も取り上げられることが増えてきました。

情報リテラシーとは「情報を使いこなす力」のことを言います。インターネット上には膨大な情報が蓄積されています。その中から、正しい情報、誤っている情報を判断することがこれからの社会で非常に重要な力になります。

情報リテラシーがないと、騙されたり人生が悪い方向に行く可能性だってあります。

これからの情報化社会に必要不可欠な力です。若い頃からスマホに慣れ親しんでおくことで、情報を精査する力が自然に身に付く可能性があります。

ただ、これに関しては親が適切に教育する必要があると思います。インターネット上には嘘やデタラメがたくさんあるということ、人をだますようなサイトがたくさんあるということ。

インターネットのすばらしさとともに、ダメなところをしっかりとゆっくりと子供に伝えてあげてほしいなと思います。

情報リテラシーを早く身につけておくことで、わからなことは自分で調べて正しい知識としてどんどん吸収することができます。インターネットをうまく活用できるようになります。

以上がメリットとして考えられることでした。続いてデメリットです。

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子供に格安スマホを持たせるリスク(デメリット)

子供にスマホのデメリット

子供にスマホを持たせるリスクとして下記の項目が挙げられます。

スマホを持たせるリスク

  • 勉強する時間がなくなる
  • 人(家族,友達)と触れ合う時間が短くなる
  • 悪い情報(有害サイト)による影響

項目を順番に確認していきましょう。

【勉強する時間がなくなる】

これは親が最も危惧することではないでしょうか。

スマホには楽しいゲームがたくさんあります。LINEで24時間友達とコミュニケーションをとることができます。

ゲームやLINEなどに時間を取られて、勉強する時間が短くなる可能性があります。

【人と触れ合う時間が短くなる】

スマホを使用する時間が増えることで、外で遊ぶ機会が減ったり家族や友達と直接話したりすることが減る可能性があります。

子供は人との触れ合いを通して心身の成長が促されると言われていることから、かなり心配な要素です。

【悪い情報(有害サイト)による影響】

子供がみてはいけないサイトや情報をみてしまうリスクがあります。

心配ですよね。子供がどんなサイトをみてどのように物事を捉えているのか。ネットの情報を鵜呑みにして間違った考え方をしてしまう可能性もあります。

以上が子供にスマホを持たせるリスクです。

このリスクから格安スマホに必要な機能を洗い出してみましょう。

子供に持たせる格安スマホに絶対に必要な機能

絶対に必要な機能は下記の3つとなります。

利用できる時間帯を制限する機能

子供には自制心がまだありません。自分でやりたいゲームを我慢して勉強するのはなかなか難しいことです。大人でも難しいですよね。

ゲームやLINE、インターネットを時間帯によって利用制限する機能が必要です。アプリの利用制限もできる必要がありますね。

制限することによって、子供が外で遊んだり、勉強する可能性が高くなります。

ただ、制限だけしても子供は納得しないでしょう。スマホを持たせる前にしっかりとルールとして子供に説明してから制限をかけましょう。

サイトをフィルタリングする機能

アダルトサイトやYoutube、2ちゃんねるなど、子供に見せたくないサイトにフィルタをかける機能が必要ですね。

家庭に合わせてどこまで制限をかけるのか、細かく設定できる機能がほしいですね。

子供のいる場所がわかる機能

優先度は少し下がりますが、万一子供に連絡がつかなかったときに、スマホの位置情報を知る機能もほしいですね。子供が帰ってこない際に位置がわかると安心できます。

以上、子供にスマホを持たせるなら絶対に欲しい機能でした。これらの機能が充実していれば、先ほど説明した「スマホを持たせるリスク」がかなり解消されるのではないかと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、必要な機能を兼ね備えていて、かつ、月々の料金も安い、当ブログがおすすめする格安SIMをランキング形式で発表していきたいと思います。

子供向け格安スマホ1位:TONEモバイル

子供向けのスマホ

大手キャリアと比較して料金が安い格安SIMですが、実は子供向け機能が充実している会社はかなり少ないです。

TONEモバイルはTSUTAYAが運営している格安SIMで、見守り機能があり、子供向けの機能が非常に充実しています。堂々の第1位です。

それではTONEモバイルについて詳細を見ていきたいと思います。

TONEモバイルの公式HPはこちら >>

TONEモバイルの子供向け機能

あんしんインターネットオプション(月額100円)

アダルトサイトや出会い系サイト、暴力、違法情報を掲載するサイトへのアクセスをブロックできます。

子供の年齢に合わせて、小学生、中学生、高校生のモードを選択でき、フィルタの強さを変更できます。また、フィルタ除外したいページ(URL)を個別に登録することもできます。

アクセスが禁止されているページに何回アクセスしようとしたか、という情報も確認できるようになっています。あんしんインターネット

アプリのインストール制限(無料)

「子供がゲームアプリばかりインストールして遊んでしまわないか」心配ですよね。TONEモバイルではアプリのインストールを制限することができます。

アプリ制限

子供がインストールしたアプリをまず親御さんに「リクエスト」します。そしたら親御さんが「リクエスト」を確認して許可するかどうか判断します。許可がでて初めてアプリをインストールできる仕組みです。

スマホの利用時間制限

スマホで友達とLINEしたり、ゲームしたりと子供が熱中してしまって、勉強に支障がでたり家族との会話が少なくなっては困ります。

そんな時は、スマホの利用時間を制限することができます。「〇時~〇時の間だけ」や「1日〇時間まで」という具合に子供がスマホを使える時間を30分単位で制限することができます。

きょう一日で何分スマホを使ったのかも一目でわかります。子供の立場からすると恐ろしい仕組みですが、親の立場からすると仕方ありませんね。

TONE利用制限

居場所がすぐわかる

親御さんのスマホからお子さんが今どこにいるのかすぐにわかる仕組みです。

なかなか帰ってこなくて心配なときにどこにいるか確認できるので安心できます。また、塾などをあらかじめ登録しておけば、その塾へ子供が出入りすると親に通知が届くような設定もできます。TONE居場所がすぐわかる

TONEモバイルの料金プラン

TONEモバイルの料金プランは格安SIMの中で最もシンプルです。料金は下記の通りです。

 データSIM(SMSなし)データSIM(SMSあり)090音声オプション付きデータ容量
(500kbps~600kbps)
基本プラン1000円1100円1950円無制限
TONE SIM (for iPhone)1500円1600円2450円無制限

大きく分けて上の行の「基本プラン」と下の行の「TONE SIM (for iPhone)」プランがあります。

スマホ端末にiPhone以外を使う方は「基本プラン」を、スマホ端末にiPhoneを使いたい方は「TONE SIM (for iPhone)」を選択してください。

「TONE SIM (for iPhone)」は、iPhoneを子供に持たせたいという人のためのプランとなります。iPhoneに安全な機能を盛り込むことができます。ただ、ちょっと料金が高くなるのがネックですね。

それでは、「基本プラン」を例に詳細を説明していきますね。「TONE SIM (for iPhone)」も料金以外は基本的に同じです。

データSIMプランについて

最も安いデータSIMプランで1000円となります。ただしSMSがついていません。SMSについては下記の記事を参考にしてくださいね。

格安SIMにおいて 電話番号でやりとりする【SMS機能】はつけるべし!

SMSをつけると月額1100円ですね。データ通信は500kbps~600kbpsと少し速度が遅いですが、データ通信容量は無制限ですので子供が好き勝手に通信しても追加料金が不要です。

月額料金は1100円(SMS付き)と安いにもかかわらずデータ通信を無制限で使い放題にするという、他の格安SIMにはないプランです。通信速度に関しても、LINEや地図の利用、Web検索を行うには十分な速度です。

動画視聴はスムーズに行うことは難しいと思いますが、子供に持たせることを考えればちょうどよいスピードなのかもしれませんね。

子供にスマホを持たせる場合、通話機能を重視するか否かで料金が変わってきます。通話機能を重視する場合は、下記のオプションをつけることをおすすめします。

詳細を説明していきますね。

オプションについて

データSIMでもLINEでの無料通話は使えます。でも、LINEだとネット回線が混雑している場合に繋がらなかったり通話品質が悪い時があります。

やはり、固有の電話番号を持たせたいとお考えの方も多いと思います。固有の電話番号を持つ方法として下記の2種類のオプションがあります。

  • IP電話かけ放題オプション
  • 090音声オプション

●IP電話かけ放題オプション[月額500円]

050から始まる電話番号を持つことができます。IP電話アプリから発信することで10分以内の通話がかけ放題になるオプションです。10分を超過すると追加の通話料金が必要になります。

●090音声オプション[月額950円]

080や090から始まる電話番号を持つことができます。通常の音声通話ができます。MNPをする方はこちらのオプションへの加入が必須です。

IP電話かけ放題は、IP電話ですので通話品質が貧弱です。できれば090音声オプションをつけたほうが良いと思います。IP電話であればLINEで十分事足りることが多いので、私がオプションをつけるとすると090音声オプションをつけます。

ただ、090音声オプションを付けると月額料金が1950円と高くなってしまいますので、料金が1100円と安いデータSIMプランを選ぶのも1つの手だと思います。

お子さんの年齢にもよると思いますが、電話番号を持つ必要があるかないかで選択してくださいね。

料金プランが決まればスマホ端末を選びましょう。TONEおすすめの機種を紹介したいと思います。

TONEモバイルのおすすめ端末

TONE m17

M17

本体価格 24,800円 分割払い時 約1242円×24回+分割手数料

 サイズ  71.0(W)×144(H)×8.0(D)mm
 重さ  約148g
 画面サイズ  5.0インチ
 カラー  ホワイト
  CPU MSM8916(64bit 1.2GHzクアッドコア)
 メモリ  2GB
 ストレージ  16GB
 カメラ  メインカメラ:1310万画素
 インカメラ:500万画素
 バッテリー  2,580mAh

TONE m17はSIMフリーの端末となります。下記の点がおすすめポイントとなります。

〇子供が汚しても大丈夫

汚しても耐傷強度が高い新素材を採用している

〇子供が濡らしても大丈夫

池におとしても大丈夫な防水仕様

〇子供が落としても大丈夫

1.5Mの高さの落下試験にクリアしており安心

子供に持たせるスマホはやっぱり頑丈で壊れにくいものが良いですよね。ご紹介したTONE m17を検討してみてはいかがでしょうか。

TONEモバイルの公式HPをチェック!   >>

※今なら期間限定で6カ月間無料キャンペーン中!

*5000円割引は安心オプション(月500円)に申し込むことが条件となっています。

TONE m17の詳細をもっと知りたい方は下記の記事を参考にしてくださいね。

続いて第2位の発表です。

子供向け格安スマホ2位:LINEモバイル

子供向けスマホ2

LINEモバイルは、TONEモバイルほど子供向け機能は充実していませんが、LINEフリー(LINEに関わるデータ通信が無料)サービスがあり格安でスマホを持つことができます。小学生高学年~中学生、高校生ぐらいの子供におすすめの格安スマホとなります。

LINEモバイルの子供向け機能

フィルタリング機能が充実(無料)

有害情報を含むサイトをフィルタリングしてくれるアプリ「i-フィルター」というサービスを提供しています。

出会い系や高額請求などインターネットの危険なサイトから子供を守ってくれるアプリです。

子供の年齢に合ったボタンをチェックすることで推奨のフィルタリング機能が働きます。また、見ても良いサイトに対してはブロックを解除できるなど、細かいカスタマイズが可能です。

親御さんのスマホから子供がアクセスしたサイトをチェックすることもでき、「子供がいま何に興味があるのか」知ることができます。

インターネットの利用時間を制限(無料)

前述の「i-フィルター」を使うことで、インターネットを利用できる時間を制限することができます。

インターネットの利用を制限することはできますが、TONEモバイルのようにアプリの制限などはできません。

位置情報がわかる(無料:Android端末のみ対応)

こちらも「i-フィルター」を使用することで、子供が今どこにいるのか位置情報を確認できます。子供が帰ってこないときに慌てなく済みますね。

ただし、iPhoneではこの機能は利用することができません。

LINEモバイルの料金プラン

LINEモバイルの料金プランには「LINEフリープラン」と、「LINEコミュニケーションフリープラン」の2つがあります。

LINEフリープラン

 データ容量月額基本料金
データSIMのみ1GB500円
データ+SMS1GB620円
データ+SMS+音声通話1GB1200円

LINEコミュニケーションフリープラン

 データ容量月額基本料金
データ+SMS3GB1110円
5GB1640円
7GB2300円
10GB2640円
データ+SMS+音声通話3GB1690円
5GB2220円
7GB2880円
10GB3220円

「LINEフリープラン」はLINEに関わるデータ通信において、データ容量を全く消費しないプランです。「LINEコミュニケーションフリープラン」は、LINE,Twitter,Facebook,Instagramに関するデータ通信において、データ容量を全く消費しないプランとなります。

できるだけ安い料金で子供にスマホを持たせたいと考えていらっしゃる親御さんにとって、「LINEフリープラン」1GBは激安の500円です。LINEをどれだけ使っても500円です。

「小学生や中学生ぐらいであれば、LINEさえ使用できればいいから、とにかく安い格安スマホ がいい」とお考えの親御さんにとって、月々500円でスマホを持つことができるというのは大変ありがたいですよね。

緊急時用など、電話番号を持たせたい場合は、「LINEフリープラン」のデータSIM+音声通話のプランがおすすめです。月額1200円で音声通話もできて、LINE使い放題となるので、コスパ抜群です。

次に、LINEモバイルで購入する場合のおすすめスマホ端末を紹介します。

LINEモバイルのおすすめ端末

Blade V8

ZTE V8

本体価格 23,800円 分割払い時 約1000円×24回+分割手数料

 サイズ  71.5(W)×148.4(H)×7.9(D)mm
 重さ  約141.6g
 画面サイズ  5.2インチ
 カラー  ブラックとゴールドの2種類
  CPU Qualcomm® Snapdragon™ 435 オクタコアプロセッサ
 メモリ  3GB
 ストレージ  32GB
 カメラ  メインカメラ:1300万+200万画素(デュアル)
 インカメラ:1300万画素
 バッテリー  2,730mAh

ZTEというメーカーのSIMフリースマホです。分割にすると月々1000円で持つことができ、コストパフォーマンスに優れています。

カメラはデュアルカメラ搭載ですので、一眼レフのようなきれいなボケ感を表現することができます。カメラにこだわりがある子供には大変喜ぶと思います。

おすすめですので、ぜひ検討してみてくださいね。

LINEモバイルの詳細記事はこちらを参考にしてください↓

LINEモバイルの特徴から評価や評判までを徹底検証

子供向け格安スマホ3位:IIJmio

子供向けスマホのIIJmio

IIJmioは派手なCMや宣伝がありませんが、格安SIMシェアNo.1(MM総研調べ)やお客様満足度No.1(MMD研究所調べ)と、非常に評価されている格安SIMです。

格安SIM業界の中でも比較的古くから、品質と安い料金を両立してきた格安SIMです。IIJmioでは、「i-フィルターfor マルチデバイス」というオプションが提供されており、これを導入することで子供向けの機能が非常に充実します。

IIJmioの子供向け機能「i-フィルターfor マルチデバイス」

「i-フィルターfor マルチデバイス」は子供のスマホへインストールして簡単な設定を行うだけで、有害サイトから守ってくれる強力なサポーターです。料金は月額360円です。

ではこの「i-フィルターfor マルチデバイス」の機能をチェックしていきましょう。

自由度の高いウェブフィルタリング

右図のようにフィルタリング設定では、小学生や中学生、高校生とお子さんの年齢に合わせて推奨設定してくれます。それに加えて、詳細な項目ごとにフィルタリングの強度を設定することができます。

例えば、「グラビア」系のサイトをフィルタするのかどうかや、「出会い」系のサイトをフィルタするのかなど、お子さんに合わせて自由に詳細設定が可能です。

また、Webサイトだけでなく、同様にアプリのフィルタリングもできます。アダルト系のアプリや暴力系のアプリなど、様々なアプリを自由にフィルタ可能です。

利用可能な時間を制限できる

「i-フィルター」では、インターネットの利用時間の設定だけでなく、端末本体の利用時間の設定も行うことができます。

上の画像のように曜日の時間帯をクリックするだけで、この時間帯の利用ができなくなります。ピンク色の時間帯が利用できない時間帯です。

この禁止時間帯になる5分前と制限時間終了の5分前になると、スマホ側にメッセージを表示することもできます。

状況にあわせて一時解除機能もあり

このように制限する機能があると親としては安心ですよね。

ただ、子供にとっては、「今どうしてもインターネットで調べたいのにアクセスできない!」「LINEアプリをどうしても今使わないといけないんだけど!」と言った緊急事態の時もあるでしょう。

そんな時には、子供側の端末から「利用時間の一時解除申請」をすることができます。そうすると管理者である保護者の方にメールが送られてくるので、利用時間を一時的に解除してあげるなど、柔軟に対応することができます。

「みまもりパック」ならさらに安心

IIJmioでは、「みまもりパック」というオプションも提供されています。料金は月額500円となります。

「みまもりパック」は「i-フィルター forマルチデバイス」と「ウイルスバスター」をセットにしたオプションです。

インターネット利用時に悪意のあるウイルスなどからスマホを守ってくれる「ウイルスバスター」が付いてくるので、ウイルスが心配な方は、こちらのオプションに加入してもよいでしょう。

IIJmioの料金プラン

 ミニマムスタートプラン
(3GB)
ライトスタートプラン
(6GB)
ファミリーシェアプラン
(12GB)
データ通信専用SIM900円1520円2560円
データ通信+SMS1040円1660円2700円
データ通信+SMS+音声通話1600円2220円3260円

データ容量は3GB(ミニマム)と6GB(ライト)と12GB(ファミリー)の3種類から選ぶことができます。

データ容量について悩まれるのであれば、まず3GBを契約されることをおすすめします。不足するようであれば、後から6GBなどに変更すれば大丈夫です。

LINEさえ使えれば問題ないというお子さんには、データ通信専用SIMのミニマムスタートプラン(SMS付きの3GB)=月額1040円がおすすめです。SMSはLINEなどSNSの認証に必要になるので付けておいた方が無難です。

080/090から始まる電話番号を持たせたい場合は、音声通話機能付きのプランで、月額1600円となります。

格安SIMの中では、比較的料金が安く、品質が高いことが特徴です。LINEモバイルの1GBプランよりは料金は高いですが、品質重視の方であればIIJmioをおすすめします。また、IIJmioはこの記事で紹介している格安SIMの中では最も機種数が豊富なことも、お勧めできるポイントです。

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IIJmioのおすすめ端末

arrows M04

arrow m04

本体価格 21,800円 分割払い時 約950円×24回+分割手数料

 サイズ  71(W)×144(H)×8.0(D)mm
 重さ  約148g
 画面サイズ  5.0インチ
 カラー  ブラック、ホワイト、デニムブルー
  CPU Qualcomm® Snapdragon™ 435 オクタコアプロセッサ
 メモリ  2GB
 ストレージ  16GB
 カメラ  メインカメラ:1310万画素(デュアル)
 インカメラ:500万画素
 バッテリー  2,580mAh

富士通のスマホで、汚れてもハンドソープで丸洗いすることができます。防水性に優れているだけでなく、落下時の画面割れにも強い設計になっています。

お子さんの場合、どうしてもスマホを汚したり落としたりしやすいので、このような耐久性に優れたスマホを選ぶことをおすすめします。色もホワイトとブラックとブルーの3色が用意されているので好きな色を選ぶことができます。

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子供に格安スマホはいつから持たせる?

月々料金が安くて、子供向け機能が充実している格安スマホを紹介してきました。

でも、「子供に格安スマホをいつから持たせれば良いのか」お悩みの親御さんも多いのではないでしょうか。「本当に今から持たせてよいのか」「もう少し待った方がいいのでは」と、子供にスマホを持たせるタイミングって難しいですよね。

ここでは、統計データから子供にスマホを持たせる時期についてお話したいと思います。

統計データが示すスマホ利用率について

平成31年2月に発表された内閣府「インターネット利用環境実態調査結果」をチェックしてみましょう。

青少年のスマホ所有率

注目すべきは青色の棒グラフで、小学生の34.8%、中学生の62.6%、高校生の93.4%がスマホを利用していることがわかります。

年齢とともにスマホ所有率は上がっていき、高校生のほとんどがスマホを利用しているということです。

利用率が、小学生約30%→中学生約60%→高校生約90%と等間隔で増加していることから、小学生からスマホを持ち始める人が約3割、中学生からスマホを持ち始める人が3割、高校生からスマホを持ち始める人が約3割であることがわかります。

つまり、いつから子供にスマホを持たせるかは、各ご家庭で全然異なるということです。皆が皆、中学生からスマホを持たせている、などということではないということです。

そうなると、大事なのは、「自分の家庭はどうするのか?」ということです。

子供にスマホを持たせるおすすめの時期は?

各ご家庭の状況を考えて、スマホを持たせる時期を考えるのがベストだと思います。

両親が共働きなら小学生からスマホを持たせた方がいい

共働き世帯では、どうしても子供が1人になる時間が増えてしまいます。子供が今何をしているのか、何か困ったことはないか、今どこにいるのか、親として心配することが沢山あります。

いつでもすぐに連絡をとれて、なおかつ、子供の居場所もわかる、スマホを持たせることをおすすめします。おすすめしている格安スマホ、TONEモバイルの子供向け機能をうまく活用することで、安心して子供にスマホを持たせることができます。

共働きでないのであれば中学生~高校生がおすすめ

共働きでないのであれば、中学生~高校生になってからスマホを持たせれば良いと思います。これぐらいの時期になってくると、親との連絡手段というよりも、主に友達とのコミュニケーションにスマホを使うようになります。

統計データからもわかるように中学生では過半数以上、高校でも9割以上がスマホを利用しているので、自分の子供だけスマホを持たせないという訳にもいきません。スマホを持てば、友達とコミュニケーションをとれるだけでなく、早くからインターネットを正しく使う知識も身に着けることもできます。

とは言っても、まだ子供ですので、スマホ依存症みたいに、スマホばかり触るようになってしまう可能性もあります。そこは、この記事でもおすすめしている、インターネットの利用時間を制限する機能などをうまく活用することで、解決していきましょう。

スマホを持つことは本来良いこと

子供にスマホを持たせる、というと、悪いことばかりがクローズアップされているように感じます。しかし、スマホを持つことは、何も悪いことではありません。

大事なのはスマホを正しく利用することです。

この記事で紹介した、おすすめの格安スマホ(TONEやLINE)であれば、機能をうまく活用することで、安心してスマホを子供に持たせることができます。

子供に格安スマホを持たせるならルールは必要?

子供に格安スマホを持たせるなら、ルールは必要となるのでしょうか。今のインターネットには悪い情報と良い情報が混在していて、それらを見分ける”情報リテラシー”がますます重要になってきています。

しかし、まだ幼い子供にはそれら情報を適切に見分けられる力がありません。

私がおすすめした格安スマホであれば、強制的に制限する機能があるので、安心して利用できますが、やはり、子供ときちんとルールについて話しあって同意をとることが重要です。

大人でもそうですが、”納得しない中の強制”ほどイヤなことはありません。あくまでも制限する機能は、ルールを破ったときに防止策として利用する方が良いと思います。

ということで、私の意見としては、子供の性格にもよりますが、基本的にはルールは設けた方が良いと思います。まずは統計データから、一般的にルールを決めている家庭の割合を確認しておきましょう。

中学生以下の過半数で、インターネット利用のルール有

下記のグラフは、平成30年度内閣府調査「青少年のインターネット利用環境実態調査」で発表された、「青少年と保護者のルールの有無の認識差」です。

子供スマホのルール

小学生~高校生までを対象として、「インターネット利用のルールが決められているか」という質問を子供と保護者の両方に行った結果です。

保護者はルールを決めているつもりでも、子供はルールと認識していないことがあるとわかりますね。また、小学生、中学生、高校生と、年齢を増すにつれて、家庭内のルールが減っていることがわかります。

やはり年齢が低ければ低いほどルールを決めている家庭が多いということです。子供と保護者でルールの認識差はややありますが、中学生以下の家庭の過半数は何かしらのルールを設けていることがわかりました。

また、子供と保護者でルールの認識差がある理由は、保護者が決めたルールが子供に伝わっていないためと考えられます。子供がルールを理解できるように、真剣に話し合う必要がありますね。

続いて、一般的な家庭ではどのようなルールを決めているのか、見ていきましょう。

子供がスマホを持つ際の9つのルール

ここでは、モバイル研究所が調査した、「子供がスマホを持つ際のルール」を確認してみましょう。

子供がスマホを持つ際のルール

小学1~3年生、小学4~6年生、中学1~3年生で、それぞれの項目で何%の家庭がルールを決めているかが、グラフからわかります。

多くの家庭で、子供とルールを決めていますが、ここでは多い順に11個のルールをチェックしていきましょう。

1.利用する時間帯の制限

子供がスマホを利用できる時間を制限するというものです。例えば、学校の時間や塾の時間はスマホを利用できなくするというルールが多いですね。

2.利用する場所で制限する

子供がいる場所に応じて利用を制限するというものです。例えば、子供が学校や塾にいる間はスマホを利用できなくするというルールですね。

3.連絡する相手を制限

面識のない人とは連絡先を交換しないなど、連絡する相手を絞るルールですね。最近は、ネット上でも、メールアドレスを安易に教えてしまうと、厄介なトラブルにつながる可能性があります。誰にでも連絡をしないようにルールは必要ですね。

4.子供が使う機能を制限

主にアプリの使用に関してのルールです。アプリをインストールするときは親に相談するなどのルールを設けることが多いです。

5.SNSのサイトを訪問しない

これは中学生以上での利用が多いですが、FacebookやインスタグラムなどのSNS利用を制限するルールですね。SNSは犯罪の温床になっていることも事実で、見知らぬ人と簡単に連絡が取れてしまいます。自律していない子供にはルールが必要です。

6.音楽や映画のダウンロードを制限

音楽や映画はデータ量が大きいので、データ容量を消費してしまいます。月々の決められたデータ容量をオーバーすると、追加料金などが必要になるので、容量が大きいコンテンツをダウンロードする際は、親に相談して決めることが多いです。

7.オンラインゲームをする

最近は、インターネットで見ず知らずの人とオンラインゲームを楽しむことができます。オンラインゲームを行うということは、ハマってしまう可能性があるだけでなく、トラブルにつながることもあります。このようなことを防ぐためにオンラインゲームを禁止にする家庭が多いです。

8.動画を観る

Youtubeのことですね。Youtubeを観ること自体を制限することは少ないですが、時間を制限する家庭は多いようです。

9.料金

お金の価値観が定まっていない子供の場合、データ通信量を使いすぎて思わぬ高額な料金の支払を要求されることがあります。月々の料金については、しっかりと話しあって上限を設ける必要があります。

以上が、子供がスマホを持つ際に、多くの家庭で導入されているルールとなります。全てのルールを導入するのではなくて、お子さんの性格や特徴を踏まえた上で必要だと思うルールは、話し合った上で導入しましょう。

くれぐれも、「こういうルール作ったから」と子供に押し付けるのはダメですよ。しっかり話し合って納得を得た上でルールを運用していきましょう。

まとめ

以上、子供におすすめの格安スマホを紹介しました。

今のお子さんの年齢から必要な機能を考えて頂いて、その機能がある最も安い格安スマホを選ぶことが重要です。

TONEモバイル以上に子供向け機能が充実している格安SIMは他にありません。もっとも安全なスマホと言えるでしょう。でもちょっと料金が高いなという方は、LINEモバイルを選択すると良いと思います。

LINEモバイルも他の格安SIMに比べれば安全機能が多く子供向けの格安SIMとなっています。

この記事が少しでもお子さんのスマホ選びの参考になればうれしいです。

子供向けスマホとしておすすめの格安SIM(スマホ) 3選まとめ!

TONEモバイル公式サイト

LINEモバイル公式サイト

IIJmio公式サイト