LINEモバイルが提供する無料アプリ「いつでも電話」を利用すると、通話料金がかなりお得になります!
この記事では、「いつでも電話」の特徴や通話料金、注意点などを徹底的に解説します。
Contents
LINEモバイルの「いつでも電話」アプリの特徴
音声通話SIMを申し込めば無料で使えるアプリ
LINEモバイルの「いつでも電話」アプリを利用する条件は、音声通話SIMに申し込むことだけです。音声通話SIMは、データ通信+音声通話ができるSIMのことですね。データ通信専用SIMの場合は、「いつでも電話」アプリを利用できないので注意してくださいね。
通話料金が半額になる!
これが最大のメリットです。大手キャリア(docomo,au,softbank)や格安SIMでの通常の音声通話料金は、20円/30秒です。しかし、「いつでも電話」アプリから電話をかけると、通話料金が半額の10円/30秒になります。
何故、半額になるのか?
単純に考えて、半額になるんだから、何かデメリットがあるに違いない!と思っちゃいますよね。後ほどデメリットや注意点についても説明しますが、それほど大きなデメリットはありません。
では、なぜ半額になるのか簡単に仕組みを説明します。「いつでも電話」アプリは、プレフィックス電話という形式をとっています。通常の電話とプレフィックス電話の違いを図解してみました。
図の一番左側の「通常の電話」は慣れ親しんでいる080/090の番号からかける電話のことですね。電話回線を利用した電話です。
図の真ん中が「プレフィックス電話」ですが、電話番号は、通常の番号の前にプレフィックスと呼ばれる「0035-45」を付加して電話をかける仕組みです。そして、いったん中継設備を通して、相手に電話をかけるのです。中継設備を通してますが、回線は電話回線利用しています。
この中継設備を通すことが重要なポイントで、ここをうまく活用することにより料金を通常の半額で提供できているという訳です。プレフィックス電話(いつでも電話)は、電話回線を利用しているので、通話品質を維持したまま低料金を実現しています。
参考に、図の一番右側にはインターネット回線を利用した電話のイメージを描いています。インターネット回線は、やはり通常の電話回線を利用した通話に比べて通話が途切れ途切れになるなど、通話品質が劣ります。LINEの無料通話がなどがこの電話にあたります。
通常の電話と同じように使うことができる
先ほど、「いつでも電話」アプリは、「プレフィックス電話」だと説明しましたが、ここで疑問がでてきます。
「そうだとすると、”0035-45″という番号を毎回つけなくちゃだめなの?」という疑問です。
プレフィックス番号を毎回つけて電話するは大変ですよね。そこで活躍するのが「いつでも電話」アプリなのです。
「いつでも電話」アプリから、相手の番号を入力して発信すると自動的にプレフィックス番号(0035-45)を付加してくれます。受信側の相手には、通常の080/090番号が表示されるので、通常の電話と全く同じように使用することができます。
もしも、「いつでも電話」アプリが使えないときは、通常の電話番号に”0035-45″を付けて発信することで、利用することもできます。
もっと通話をする人にはかけ放題オプションがおすすめ
かけ放題オプションの料金
「いつでも電話」アプリから発信すると、通話料が半額になりますが、それでもたくさん電話をかけると月々の支払い料金が上がってしまいます。
電話をたくさんする方は、10分かけ放題オプションに入ることをおすすめします。
10分かけ放題オプションの料金は下記の通りです。
- 10分かけ放題オプション:月額880円
月額880円で、10分以内の通話なら何度でもかけ放題となるオプションです。
「いつでも電話」アプリを利用した時の通話料金が10円/30秒ですから、880円というのは44分の通話時間に相当します。
ですので、「月に44分以上は確実に電話する」という方は、迷わず「かけ放題オプション」を申し込みましょう。
解約料について
10分かけ放題オプションへの加入条件は、音声通話SIMを契約することだけです。解約する際も、最低利用期間や違約金は必要なく簡単にて解約することができるので、安心です。
「いつでも電話」アプリのデメリットや注意点
無料で使えて、通話料が半額になる「いつでも電話」アプリですが、デメリットや注意点もいくつかあります。
フリーダイアル(0120)には発信できない
「いつでも電話」アプリから、0120で始まるフリーダイアルに電話することができません。また、ナビダイアル(0570)に電話することができないので注意してください。
ですので、アプリを使用せずに通常の電話を使用するしかありません。
緊急電話には発信できない
また、「いつでも電話」アプリから、110番や118番、119番に発信することもできません。通常の電話を利用しましょう。
緊急時に焦って、「いつでも電話」アプリを使わないように気をつけてくださいね。
海外との電話はできない
「いつでも電話」アプリは、国際電話には対応していません。
国際電話を利用する場合は通常の電話を使用する必要があります。ただ、国際料金がかかるので通話料金には注意してくださいね。
そのほかよくある質問集
「いつでも電話」に関する質問でよく聞かれることをまとめておきます。
通話品質は大丈夫?
はい、通常の通話と同等品質です。私も使用していますが、全く問題なく使えています。
いつでも電話の申込みは必要ですか?
必要ありません。使い方については、当記事の下の方で説明しています。
LINEモバイルに申し込み後すぐに使えるか?
LINEモバイルの通信が利用できるようになってから、約1時間後ぐらいから使用可能となります。
いつでも電話専用の留守番機能はあるか?
ありません。LINEモバイルの留守番電話オプションを利用するしかありません。
相手側にはいつでも電話で発信していることがわかりますか?
いいえ、わかりません。いつでも電話を利用した発信というのは全くわからないようになっています。
いつでも電話を使用する際に通信量はかかる?
いいえ、データ通信量は一切消費しません。
「いつでも電話」アプリの使い方
まずはアプリをインストール
使用しているスマホに合わせて、下記のアイコンのリンク先からアプリをインストールしてください。
アプリから電話をかける方法
インストールが終わったらホーム画面から「いつでも電話」アプリのアイコンをタップして起動します。
起動したら、キーパッドをタップして、電話番号を入力後、受話器のマークをタップすると発信できます。発信すると、自動的に”0035-45″が番号先頭につきます。
また、連絡先から発信する場合、連絡先をタップして、一覧から電話をかける連絡先を選択します。電話番号をタップすれば発信できます。連絡先は、スマホに登録されている連絡先が自動的にインポートされているので特に設定不要で使えます。
アプリのアドレス帳と発信履歴
連絡先を追加する方法
連絡先をタップ後、右上にある追加をタップして必要情報を入力します。
連絡先を編集する方法
連絡先から編集する連絡をタップ後、右上の編集をタップして内容を修正します。
発信履歴から電話番号を登録する方法
発信履歴をタップ後、追加したい番号をタップして右上の追加から必要情報を入力します。
1つだけ注意点ですが、いつでも電話アプリには、着信履歴はありません。発信専用のアプリですので、着信履歴はないんですね。着信履歴は通常の電話アプリで確認しましょう。
まとめ
LINEモバイルが提供する「いつでも電話」アプリについての解説でした。
通常の通話料金の半額になるという大きなメリットがありますので、LINEモバイルを利用する方は必ずアプリをインストールして使いましょうね。
ただ、緊急連絡先には電話できないということだけは、忘れないでください。いざという時には通常の電話アプリから発信するように、心がけてくださいね。