ここでは、MVNOの市場規模推移やMVNOシェア推移を見ていきたいと思います。昨年にも当ブログで、市場規模やシェアを調査したのですが、今年は何か大きく変化しているでしょうか。
私の周囲では、昨年に比べて着実に格安SIMに乗り換える人が増えてきています。CMも盛んにおこなわれるようになったり、世間からみた格安SIMの印象もずいぶん変わってきたようです。では、さっそくデータに基づいて、検証していきましょう。
格安SIMの市場規模は昨年比50%増↑!!!
2016年3末時点と比較して、2017年3末には657,5万回線と昨年比50%増となっています。昨年同様、線形に増加していってますね。格安SIMを利用する方が、それだけ増えてきているということです。私の周囲の友達にも、格安SIMへの乗り換えをすすめていて、ほぼみんな乗り換えて、不満なしに使っています。まだまだ、格安SIM市場の規模は拡大していきそうです。
次に、格安SIMの市場規模の将来予測を見てみましょう。
やはり、2018年、2019年とまだまだ市場規模は伸びていく予想ですね。全くとどまることを知らない拡大市場です。昨年も驚異的な拡大推移だとブログで書いた覚えがありますが、今年以降も、すごい伸びですね。市場規模が拡大すれば、新規参入業者や、新規サービスが増えるので、ユーザにとってはうれしいことです。この勢いで拡大していけば、大手キャリアは戦々恐々でしょうね。ガクガクブルブル。。。
格安SIMのシェア1位は、昨年同様OCNモバイルONE!
昨年のグラフと比較すると、ぱっと見では、あまり変わっていないように見えますね。昨年同様、1位がOCNモバイルONE、2位がIIJmio、3位が楽天モバイルと、上位に変化はありません。
一方で、昨年から、大きくシェアを高めた格安SIMが二つあります。
一つは、プラスワンマーケティングが提供する「Freetel」です。Freetelは2012年にMVNOに参入しており、格安SIM(MVNO)業界の中では、古株です。自社製造のスマホ端末を取り扱っていたり、他社にはない「使った分だけ料金を支払うプラン」を提供しており、積極的に改革をおこなっています。昨年からのシェア増加は、こうしたサービスが、ユーザに支持された結果でしょう。追記:Freetelは民事再生法が適用され申し込みができなくなりました。
二つ目はUQコミュニケーションズが提供する「UQモバイル」です。UQモバイルは積極的に、CM戦略をとっており、格安SIMを使っていない方にもかなり知名度は高いのではないでしょうか。当ブログでもおすすめの格安SIMとして紹介しています。
UQモバイルはauの回線を借りている数少ないMVNOで、au端末をお持ちの場合は、SIMカードを差し込むだけで使用することができます。また、通信速度に関しては、非常に評判がよく、シェアの上位に名前が出てくるのも納得できます。
以上のように、上位陣はシェアに変化がありませんでしたが、中位は激戦で少しのサービスの差で、順位が入れ替わるような気がします。
基本的に、格安SIMに乗り換える人は、若い人が多く、口コミや評判をネットなどから、事前に情報を入手する傾向にあります。本当に良いサービスを提供しているMVNOは、間違いなく、上位にランクインしてきます。来年はどのように変動しているのか楽しみです。
当ブログでは、おすすめ格安SIMを使用用途別にまとめていますのでぜひこちらも参考にしてくださいね。
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