一般的にSIMカードの種類は3種類あり、端末によって、挿入できるSIMカードが異なります。iPhoneも世代によって、SIMカードの種類が異なり、挿入できるSIMカードが決まっています。ここでは、各世代のiPhoneで使えるSIMカードをまとめました。SIMってそもそも何?という方は「格安SIMとは?」を先に読んでください。
各世代のiPhoneで使えるSIMカード一覧
まずは、表に各iPhoneで使えるSIMカードをまとめてみました。
各世代のiPhone | 対応SIMカード種類 | SIMカードの大きさ |
---|---|---|
iPhone3G/iPhone3GS | SIMカード | 25mmX15mm |
iPhone4/iPhone4S | Micro-SIMカード | 15mmX12mm |
iPhone5/iPhone5S iPhone6/iPhone6 Plus iPhone6S/iPhone6S Plus iPhone7/iPhone7 Plus | Nano-SIMカード | 12.3mmX8.8mm |
SIMカードの大きさについてですが、このページのトップ画像のように小さい順に、Nano-SIM、Micro-SIM、SIM(標準)となっています。
iPhone5以降の機種については、すべてNano-SIMとなっています。
格安SIMと契約する際に、SIMカードの大きさを聞かれることがありますが、Micro-SIMとNano-SIMを間違いやすいので、注意してください。
これから格安SIMを使おうとしている方は、ほとんどの方がNano-SIMなのではないかと思いますが、今一度ご確認ください。
SIMカードのサイズによって何が違う?
SIMカードには、前節でも述べたように3種類の大きさのカードが存在しています。
スマートフォンのサイズが小さくなるにしたがって、SIMカードもサイズを小さくする必要性が高まってきました。そして、現在発売されている機種のほとんどは、Nano-SIMと呼ばれる最も小さいサイズのカードを使用しています。
SIMカード3種類とも大きさは違うのですが、実は中身は全く同じものです。
SIMカードの中身には、契約情報が記録されており、これを端末に入れることで、通話が可能となるのです。次は、小さいSIMカードを大きいSIMカードに変換するアダプタについて解説します。
SIMカードのサイズ変更はできる?
もしも端末に必要なSIMカードよりも小さいサイズのSIMカードを購入された場合は、サイズ変更が可能です。小さいカードから市販のアダプタを使って、より大きいカードに変換します。
「大は小を兼ねる」とよく言いますが、SIMカードの場合は、この反対で、小さいカードは、大きいカードに変換することができるのです。
では、どんなアダプタがあるのか見てみましょう。
引用:Amazonで売られているSIMカードアダプタのキャプチャ画像
500円程で、Nano-SIMをMicro-SIMに変換でき、また、Micro-SIMをSIMに変換することができるセットが売っています。
もっと安い何十円とかのSIMカードアダプタも売ってはいるのですが、微妙にサイズが粗削りで、端末に挿入がうまくいかないケースがありますので、できれば、ここで紹介しているぐらいの価格帯のアダプタを購入することをおすすめします。
まとめ
各世代のiPhoneで使えるSIMカードをまとめてみました。ほとんどの方は、Nano-SIMカードを利用することになるとは思いますが、Micro-SIMカードと間違えないようにお気を付けください。
大きいサイズのSIMカードを購入してしまうと、小さいサイズのSIMカードに変換ができませんので、迷ったら確実にNano-SIMカードを選択してください。
この記事を読んでくださっていれば、迷うこともないかとは思いますが。