U-mobileのダブルフィックスプランのメリットとデメリットを徹底解説!得する人は?


ダブルフィックスプランのメリットデメリット

U-mobileは豊富な料金プランを展開しています。中でもLTE使い放題プランは人気で注目されていますが、データ容量をそれほど使わない方向けのダブルフィックスプランも提供しています。

この記事では、U-mobileのダブルフィックスプランの特徴や料金プラン、どういう人に向いているプランか、徹底的に検証していきます。

U-mobile ダブルフィックスプランの特徴

データ使用量に応じて料金が2段階に設定される

ダブルフィックスプランでは、データ使用量に応じて料金が2段階に設定される、「2段階定額制プラン」となっています。

つまり、データ使用量が1GB以下の時の料金と1GB超~3GB使用した時で料金が異なるんですね。

では肝心の料金を見ていきましょう。

U-mobile ダブルフィックスプランの料金

ダブルフィックスプランの料金体系

ダブルフィックスプランでは、「データ専用」のプランと音声通話もできる「通話プラス」プランに分かれています。

それぞれの料金は下記の表の通りです。

ダブルフィックスプランデータ容量月額料金最低利用期間
データ専用~3GB1GB以下:680円
1GB超 :980円
なし
通話プラス
(データ通信+音声通話)
~3GB1GB以下:1480円
1GB超 :1780円
6カ月

「データ専用」の場合、1GB以下のデータ通信量しか使わなければ月額680円と非常に安い料金となります。1GB超~3GBまでデータ通信量を使うと月額980円となります。

一方、「通話プラス」の場合、1GB以下のデータ通信量しか使わなければ月額1480円、1GB~3GBまでデータ通信量を使うと月額1780円となります。

U-mobileの他の料金プランとの比較

U-mobileでは、月額料金固定の1GBプランや3GBプランも提供しています。これらのプランとダブルフィックスプランの料金を比較してお得なのかどうかチェックしましょう。

「通話プラス3GB」と「ダブルフィックス通話プラス」の比較

ダブルフィックスプランと通話プラス3Gの比較

横軸がデータ容量、縦軸が月額料金です。オレンジのバーが「ダブルフィックスプラン」で、ブルーのバーが「通話プラス3GB」です。使用するデータ通信量に分けて料金を比較すると、

  • 1GB未満しか使わない場合:ダブルフィックスの方が100円安い
  • 1GB超~3GB使う場合:通話プラス3GBの方が200円安い

ですので、あらかじめ1GB超えるデータ通信量をするとわかっている人は、「通話プラス」の方がおすすめとなります。

「データ専用1GB」と「ダブルフィックスデータ専用」の比較

ダブルフィックスプランとデータ専用1GBの比較

同様に、使用するデータ通信量に分けて料金を比較すると、

  • 1GB未満しか使わない場合:ダブルフィックスの方が110円安い
  • 1GB超~3GB使う場合:ダブルフィックスの方がオトク

データ専用で1GB超の場合、容量を追加する必要があり、800円/1GBの料金が加算されてしまいます。ですので、ダブルフィックスプランの方がかなりオトクになります。

以上から、データ専用1GBプランを選択するのであれば、ダブルフィックスプランを選択したほうがかなりお得であることがわかります。

U-mobile ダブルフィックスプランのメリット

2段階制プランのダブルフィックスプランのメリットやどんな方に向いているのか、検証してみます。

データ容量を追加チャージするよりも、はるかにお得

月々決められたデータ容量の場合、追加容量を購入せざるを得ないことが多々あります。でも、追加容量チャージってかなり割高なんですよね。

例えば、「データ専用」で1GBを契約しているとします。月額料金は、790円です。もしも1GBを超過してしまって、あと1GBのデータ容量を追加で購入したとします。そうすると、月額料金に追加データ容量が加算されるので合計額は、790円+800円=1580円となります。

ここで、「ダブルフィックスプラン」をはじめから契約していれば3GBまでは、たったの900円で利用できるので、相当お得なことがわかります。

プラン変更をいちいちする必要がない

月々のデータ容量ってどれぐらい使用するか、いまひとつわからないことがあります。特に初めて格安SIMを使う方ならなおさらのことでしょう。

また、1GB使ったり3GB使ったり、月によってい使用するデータ容量がばらばらな人も多いと思います。

このような場合、お得にスマホを利用するには、小まめ月のデータ容量プランを見直すことが大事になるですが、毎回毎回、データ容量のプランを変更するのは手間がかかりますし、面倒ですよね。

そんな時に「ダブルフィックスプラン」なら、1GBまでしか使わない月は、安い料金で済ませられますし、少しデータ通信が多いときには、少しだけ高い料金が払えば済むので、効率的に無駄のない支払いを行うことができます。

データ使用量に応じて、料金が変化するというのは、非常に利にかなったプランなのです。

U-mobile ダブルフィックスプランのデメリット

データ容量の上限が3GBまで!

「ダブルフィックスプラン」では、使用するデータ容量に応じて料金が変化するのは3GBまでとなっています。

3GBのデータ容量を超えると、通信速度が200kbpsに制限されてしまいます。通信制限を解除するには、翌月まで待つか、あるいは、追加容量を購入するのかのどちらかとなります。

ですので、月に3GB以上使用する方は、「5GB」プランや「LTE使い放題」プランを契約することをおすすめします。

格安SIM全般に共通することですが、データ容量を追加で購入するのだけは、避けるようにしてください。追加購入は、かなり割高な料金ですので、できるだけ購入しないようにしましょう。

U-mobile ダブルフィックスプランが向いている人はこんな人!

以上、ダブルフィックスプランの特徴や料金プラン、メリット、デメリットをチェックしましたが、このプランが向いている方は、以下の人です。自分に向いているプランかどうかチェックしてくださいね。

データ通信をそれほど使わない人

ダブルフィックスプランでは、データ容量が最大3GBまでと定められています。3GBというデータ量は、多くの人が満足できるデータ容量なのですが、動画をたくさん観たい方や一日に3時間ぐらいネットサーフィンする方にとっては、データ容量が少ないです。

データ通信をたくさんする方には、「LTE使い放題プラン」をお勧めします。

データ通信量が毎月安定しない人

毎月のデータ通信量がある程度変動しないのであれば、3GBプランや5GBプランなど月に使用できるデータ容量が定まっていて、料金変動のないプランの方がおすすめです。

ただし例外として、データ専用1GBプランだけは選択してはいけませんよ。どう考えても「ダブルフィックスプラン」の方がお得ですので。

「ダブルフィックスプラン」が本領を発揮するのは、月のデータ通信量がはっきりと定まっていない人です。例えば「今月は2GBも使用しちゃったけど先月は500MBだったな」という方には、願ってもないプランで、「ダブルフィックスプラン」にすることで月額料金を効率的に安くすることができます。

また、出張で今月は海外に2週間行く人なんかも、月に使用するデータ通信量にムラができるので、「ダブルフィックスプラン」がおすすめです。