TONEモバイルを契約しようと考えているけど、スマホ端末はどれがいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
TONEモバイルは、シニアや子供向け機能が充実しているだけでなく、初期設定も不要で初めて格安SIMを使う方でも安心して使える格安SIMです。
そんなTONEモバイルが2019年3月に発売した最新スマホが「TONE e19」です。今までは、「TONE m17」というスマホ端末しか取り扱いがなかったのですが、これで選択肢が1つ増えたことになります。
iPhoneXS 1台分の金額で「TONE e19」なら家族5台分を買えると言われており、そのスペックや機能に注目が集まっています。
この記事では、「TONE e19」のスペックや機能、評判をどこよりも詳しく徹底検証しました。また、従来から発売されている「TONE m17」との比較も行っています。
Contents
「TONE e19」のメーカーやスペックの詳細
まずは、「TONE e19」のメーカーやスペックなど基本性能をチェックしていきます。
TONE e19
本体価格 19,800円
分割払い時 約825円×24回+分割手数料
サイズ | 73.2(W)×153.4(H)×8.6(D)mm |
重さ | 約166g |
画面サイズ | 5.93インチ |
カラー | ホワイト |
CPU | Snapdragon 450(1.8GHz オクタコア) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | メインデュアルカメラ:1200万画素+500画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
TONE m17のメーカーは、富士通コネクテッドテクノロジーが設計したモデルでしたが、「TONE e19」ではTONEモバイル自ら設計し、中国の工場に製造を委託しているモデルとなります。
本体画像を見て頂ければわかるように、画面サイズは5.93インチとかなり大きい画面です。それでは、詳細な特長をチェックしていきましょう。
特長1:ダブル認証によりストレスフリーで高セキュリティを実現
スマホを他者に使われないようにセキュリティを高くする必要があります。一般的に4桁の番号でスマホをロックする方式が多いですが、「TONE e19」では顔認証と指紋認証のダブル認証機能を取り入れています。
通常時は、指紋認証で指をスマホの裏側に当てるだけでロックを解除できますし、手袋などをしているときは、スマホのカメラで顔を認証することでロックを解除することができます。
いかなる時もストレスフリーで、スマホのロックを解除できる素晴らしい機能ですね。
特長2:デュアルカメラでノイズ少なく撮影ブレを防ぐ
「TONE e19」は背面にデュアル(2つの)カメラを搭載しています。デュアルカメラにすることで、ソフトウエア処理によりマルチフレーム処理が行うことができるので、ノイズリダクションや手ぶれ防止機能が強化されています。
プロ並み本格的な写真撮影もできる優れた背面デュアルカメラだけでなく、前面にカメラを配置しており、セルフィ―も気軽に楽しむことができます。
特長3:長時間使える大容量バッテリー
スマホの平均バッテリー容量よりも大きい、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。充電できないシチュエーションが多い方でも、4,000mAhあれば1日は余裕でもつでしょう。
安心してインターネットやSNS、長時間通話を楽しめます。
特長4:吸い込まれるほどの大画面
5.93インチの大画面ディスプレイを搭載していて、フレームもほとんどないため吸い込まれるような迫力があります。
画面上部のノッチ(切り欠き)があり、可能な限り大画面化することでアスペクト比9:19の縦長な構造を実現していますね。
以上のような特長がある上にスペックも必要十分となっています。
特長5:オクタコアの高性能CPUを搭載
CPUに関しては、Qualcomm製オクタコアCPUの「Snapdragon 450」を採用していますし、内臓メモリーは3GBのRAMを搭載しています。現在世の中にでているスマホの中でもトップクラスの性能と言えます。
以上のようなスペックと特長を兼ね備えている「TONE e19」が19,800円と言う料金で手に入るのですから、コスパは抜群と言わざるを得ません。
「TONE m17」 と「TONE e19」を徹底比較!
TONEモバイルは、新しく発売された「TONE e19」だけでなく、従来から発売されている「TONE m17」も引き続き販売を継続していきます。
ここで、「TONE m17」と「TONE e19」は一体どちらが良いのか気になりますよね。ここでは、スペックの比較表を見ながら両機種を徹底比較していきます。
TONE m17 |
TONE e19 |
|
---|---|---|
価格 | 24,800円 | 19,800円 |
サイズ | 71.0(W)×144(H)×8.0(D)mm | 73.2(W)×153.4(H)×8.6(D)mm |
重さ | 約148g | 約166g |
画面サイズ | 5.0インチ | 5.93インチ |
カラー | ホワイト | ホワイト |
CPU | MSM8916(64bit 1.2GHzクアッドコア) | Snapdragon 450(1.8GHz オクタコア) |
メモリ | 2GB | 3GB |
ストレージ | 16GB | 32GB |
カメラ | メインカメラ:1310万画素 インカメラ:500万画素 |
メインデュアルカメラ:1200万画素+500画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 2,580mAh | 4,000mAh |
その他の特徴 | 耐衝撃性高、防水、防塵、ワンセグ対応、FeliCa対応 | 左の機能はすべてなし |
スペックや特徴で、勝っている方に、オレンジ色をつけてみました。
スペックだけを見るとコスパは「TONE e19」が圧勝
まず、価格は、「TONE e19」の方が「TONE m17」に比べて、5000円も安いことがわかります。
また、画面の大きさ、CPU、メモリ量、ストレージ量、カメラスペック、バッテリーの持ち、とこれらすべての項目で、「TONE m17」の方が勝っています。
このように比較すると、スペックを重視する方には価格も安い「TONE e19」を選んだ方が良いことは明らかですね。
ただ、「TONE m17」にもメリットがあります。
子供に持たせるならやっぱり「TONE m17」がおすすめ
「TONE m17」は、スペック的には明らかに劣ります。しかし、小学生~中学生ぐらいの子供に持たせるなら「TONE m17」も有力候補となり得ます。
TONE m17を選ぶメリット
- 本体が小さく軽い
- 耐衝撃性、防水、防塵
- ワンセグ対応、FeliCa対応
これらの中でも耐衝撃性、防水、防塵という特徴は、特にお子さんが小さい場合は、必須の機能だと思います。落としても、壊れることがなく、汚れたら、丸洗いすればよいだけという機能はその他のスペックを疎かにしても必要な機能です。
子供に持たせるスマホなら、多少スペックが悪くても問題ありません。「TONE m17」でも通常使用にストレス感じるほどスペックは低いわけではありませんから。
「TONE m17」と「TONE e19」の比較まとめ
以上のことをまとめておきます。
■大人(シニア)あるいは高校生ぐらいの子供が持つならコスパの良い「TONE e19」がおすすめ
→詳しくは後述しますが、「TONE e19」も子供向け機能が充実しています。
■小学生や中学生ぐらいの子供に持たせるなら、頑丈かつ本体が小さい「TONE m17」がおすすめ
「TONE e19」のデメリットは?良い所だけではない!
コスパの良い「TONE e19」ですが、デメリットはないのでしょうか。ここでは、あえてデメリットについて紹介しておきます。
カラーがホワイト1色しかない!
「TONE e19」の本体カラーはホワイトの1色しかありません。ホワイトもシンプルで清潔感があるので、悪くはないのですが、もう少しカラーバリエーションがほしいところですね。
お財布ケータイが使えない!
「TONE e19」では、FeliCaに対応していないため、スマホ1つで支払いを行うことができません。いわゆる「おサイフケータイ」に対応していません。
FeliCaに対応していると、Suicaと連携させることでスマホをかざすだけで、電車に乗れたり、コンビニ支払いを済ますことができますが、残念ながら「TONE e19」では対応していません。
以上のようなデメリットはありますが、メリットの方がはるかに多いというのが実際のところです。
「TONE e19」は、子供向け機能も充実している!
「TONE e19」でも実は「TONE m17」と同じく、「TONE あんしん AI」に対応していて、子供向けに特化した機能を提供してくれています。
TONE あんしん AIとは?
「TONE あんしん AI」は、子供向けの様々な機能が備わっていて、それらをまとめた総称のサービスのことです。
AIによる異常行動通知機能
AI(人工知能)を利用して、子供の異常行動を保護者に知らせる機能です。
「TONE e19」にはGPSが付いており、子供の位置情報、行動把握を行い、データを蓄積することで、異常行動がないかAI(人工知能)が自動的に判断してくれます。
ジオフェンス機能
また、ジオフェンス機能というのもあって、特定の場所内でアプリを使えなく制限する機能もあります。特定の場所として、学校や塾を指定しておけば、授業中にゲームをするなどの行動を防ぐことができます。
安心レポート機能
さらに、安心レポートという機能もあって、子供のインターネット利用時間や歩数など、日常生活のデータを保護者が一目でわかるようにまとめくれます。
お子さんの1日の行動がすべてレポートしてまとめてくれるので、子供が1日何をしていたのか、すべてわかるようになります。
中学生以下には夜間スマホロック可
12歳以下のお子さんには、夜22~朝6時まで緊急電話以外のスマホ操作の一切をロックする機能を付けることができます。
近年、世間で注目を浴びているスマホ依存やスマホ中毒から、お子さんを守ることができます。
歩きスマホ防止機能
社会問題にもなっている歩きスマホですが、お子さんが歩きスマホを行っていると予め設定したアドレスに通知を送信してくれます。
歩きスマホをしていても親は気づかないことが多いですが、この機能があればすぐにわかりますね。
以上のように、子供向け機能が非常に充実しているので、安心して子供にスマホを持たせることができます。私は、子供にスマホを持たせるのであれば、このTONEモバイルを最もおすすめしています。よかったら下記の記事も参考にしてみてくださいね。
TONE e19の徹底レビューまとめ
以上、TONEモバイルの「TONE e19」についてレビューしてきましたが、概要は掴めたでしょうか。
TONEモバイルが言うには、”「TONE e19」は、家族全員に持ってもらうために開発されたスマホ”ということです。
従来、TONEモバイルと言えば、子供向け、シニア向けというイメージが強かったのですが、「TONE e19」を発売したことで子供からシニアまで幅広い世代にスマホを広げていくというTONEモバイルの強い意志がくみ取れます。
「TONE e19」は19,800円という価格ながら、高いスペックを実現しています。もし、今、家族で大手キャリア(docomoやauなど)を利用されているとしたら、家族全員で乗り換えてもいいぐらいの価格です。5人家族なら、iPhone1台分(10万以上)せずに、家族全員乗り換えられますからね。
ぜひ、TONEモバイルの「TONE e19」を検討してみてください。