支払い方法がクレジットカード決済の格安SIM(MVNO)が増えてきています。下記の記事でも少し触れていますので、良かったらよんでくださいね。
本来、学生の方や収入の低い方にこそ、使って頂きたい格安SIMなのですが、銀行から引き落とす口座振替が使える格安SIM(MVNO)はそれほど多くありません。
ここでは、クレジットカードを所有していない方や、発行できない方のために、2019年現在、口座振替できるおすすめの格安SIM(MVNO)を紹介していきます。
まずは支払い方法について理解しましょう。
クレジットカード不要でMVNOに支払う方法には何がある?
クレジット不要でMVNOに支払う方法として、口座振替とvisaデビットカードの2種類があります。
口座振替で支払う
口座振替ってわかりにくい単語ですよね。振替っていうのが。
働いている方ならわかると思いますが、学生さんなら普段使う言葉じゃないと思うので簡単に説明しておきます。
口座振替は口座自動振替とも言いますが、銀行や信用金庫などの金融機関の口座を登録して、そこから毎月の料金分を引き落としするサービスのことです。
格安SIM(MVNO)で使う場合に、銀行にあるお金から毎月使用料金が引き落としされるということですね。
口座振替の方が簡単な仕組みでいいなと思われるかもしれませんが、クレジットカードでの支払いと比較して2点ほどデメリットもあります。
口座振替のデメリット1:手数料がかかる
それは、銀行引き落としの時に手数料が必要になることです。
格安SIMの会社によってことなりますが、およそ100円程度かかってしまうことがあります。
せっかく安く格安SIMと契約しようとしているのですから、契約する際はしっかり料金を確認してからにしましょうね。
口座振替のデメリット2:ウェブから手続きができない
格安SIMの申込みの大半はインターネットから行われています。
でも、支払い方法に口座振替を選択すると、インターネットのみですんなり契約までいかないことが多いです。書面での手続きや電話での手続きが発生する可能性が高いです。
手続きがややこしいということは、申し込みを行ってから口座振替が使えるようになるまでの時間も長くなります。1か月~2か月はかかると思っておいた方がよいでしょう。
格安SIMの使用開始から数カ月は自宅にコンビニ支払い専用の請求書が送られてきますので、口座振替に対応するまではコンビニで支払うことになります。
VISAデビッドカードでMVNOに支払う
デビットカードって何なのか?正直、私も使ったことがなかったので今まで知らなかったです。
クレジットカードみたいなものなんですけど、ちょっと違うポイントがあります。
クレジットカードとデビットカードの違いを下の表にまとめてみました。
| | クレジットカード | デビットカード |
| 支払い方法 | 後払い | 即時払い |
| 支払い回数 | 一括、分割など | 一括のみ |
| 年齢 | 18歳以上 | 15歳以上 |
| 限度額 | 年収などによる | 口座残高まで |
| 審査 | あり | なし |
クレジットカードの場合、カードを使ってからおよそ2カ月後に、銀行口座から引き落としされます。
つまり、2カ月間はクレジットカード会社から借金をするような状態となるため、クレジットカード発行する際に審査(年収など)が必要となります。
一方、デビットカードの場合、カードを使用したその瞬間に銀行口座から引き落とされます。よって、分割払いなどは不可で、一括即時決済であるため、カード発行する際の審査が不要です。
ですので、デビットカードなら学生さんで働いていなくても15歳以上であれば、簡単につくることができます。
ただ、格安SIMに申し込むだけのために、わざわざデビットカードを作る利点はそんなになさそうです。クレジットカードが使えない場合は、口座振替を選択する方がよいと思います。
それでは銀行から引き落とす口座振替ができる格安SIM(MVNO)を回線の種類別(ドコモやau)にみていきます。
au系で口座振替できる格安SIM(MVNO)|2019年
| au系格安SIM(MVNO) | 対応状況 | 対応条件 | 手数料 |
| UQモバイル | 〇 | 条件なし | 無料 |
| BIGLOBEモバイル Aプラン | △ | データ通信SIMのみ対応
スマホセットでの申し込み以外 | 200円 |
| mineo タイプA | △ | 「eo光ネット」を利用中で口座振替を使用している場合 | 無料 |
2019年現在、au系の格安SIMのうち、上記3社が口座振替に対応しています。
ただし、UQモバイルをのぞいて条件付きで口座振替ができるという結果です。
BIGLOBEモバイルでは、データ通信SIMのみ口座振替できるということで、音声通話対応SIMの場合は口座振替できません。
mineoの場合は、「eo光ネット」という光回線と契約しいなければ口座振替に申し込めません。
この結果を見て頂ければわかると思うのですが、口座振替できるau系の格安SIMを探されているのであれば「UQモバイル」一択です。迷う必要がありません。
かなり言い切っちゃいましたが、個人ブログですのでお許しくださいね。
UQモバイルであれば手数料無料で口座振替ができるという大きなメリットがあります。また、
UQモバイルは当ブログでもおすすめしている格安SIMで、通信速度がほかの格安SIMよりもずば抜けて速いといったメリットもあります。
UQモバイルで口座振替を行う方法
UQモバイルの口座振替はウェブから申し込みができますが、口座振替用紙のやり取りなどが必要です。
UQモバイルで口座振替を申し込む際の手続きは下記のような感じとなります。
- UQモバイル公式HPから新規申し込み時に口座振替を選択する
- 後日、UQモバイルから口座振替依頼書が送付されてくるので記入して返送する
- 1~2カ月で銀行口座の引き落とし手続きが完了する
以上のような流れとなります。
口座振替を申し込むにあたって審査などはありませんので安心してください。
ドコモ系で口座振替できる格安SIM(MVNO)|2019年
| ドコモ系格安SIM(MVNO) | 対応状況 | 対応条件 | 手数料 |
| BIGLOBEモバイル Dプラン | 〇 | データSIMのみ可
スマホセットでの申し込み以外 | 200円 |
| OCNモバイルONE | 〇 | カスタマーズフロントへ連絡必要
スマホセットでの申し込み以外 | 無料 |
| mineoタイプD | △ | 「eo光ネット」を利用中で口座振替を使用している場合 | 無料 |
| @モバイルくん。 | 〇 | データSIMのみ可
| 無料 |
| 楽天モバイル | 〇 | スマホセットでの申し込み以外 | 100円 |
データSIMのみ口座振替ができる格安SIMとして、BIGLOBEモバイルと@モバイルくん。が挙げられます。
音声通話SIMで口座振替を希望する方は、OCNモバイルONEか楽天モバイルのどちらかを選択することになります。mineoは「eo光ネット」という光回線を契約していれば口座振替ができますが、おそらく当てはまる方は少数でしょう。
音声通話SIMの申込みを考えている方が多いと思いますので、ここではOCNモバイルONEと楽天モバイルで口座振替する際の手順を簡単に説明したいと思います。
OCNモバイルONEで口座振替を行う方法
OCNモバイルONEではスマホセットで申し込まなければ口座振替が可能です。口座振替を行う場合、手数料がかからないというメリットがあります。
ただ、ウェブから申し込むことができず、カスタマーズフロントに電話を行いやり取りする必要があります。口座振替手続きの手順は下記のような感じです。
- カスタマーズフロント(0120-506-506)に電話して口座振替を申し込む
- 口座振替申込書がOCNモバイルONEから送付されるので記入して返送する
- 返送後、電話連絡がくるので料金プランを決めて新規申し込みを行う
- その後、OCNモバイルONEからSIMカードが届く
このような流れで申し込むことになります。
料金プランや詳細な特徴については、下記の”詳細をクリック”で確認してくださいね。
楽天モバイルで口座振替を行う方法
楽天モバイルでも口座振替するには、スマホセットで申し込むことはできません。口座振替の手数料は100円となっています。毎月100円の支払いが必要ということですね。
楽天モバイルはOCNモバイルONEとは異なりウェブから申し込むことができます。手続きがかなり”楽”できそうです。
口座振替手続きの手順は下記のような感じです。
- 楽天モバイル公式HPから新規申し込み手続きを行う
- お支払い方法の欄で「口座振替」を選択し口座情報などを入力
- あとは通常の申込みと同様にフローに沿って入力していく
- 後日、楽天モバイルからSIMカードが届く
楽天モバイルの口座振替をする際の手続きは、通常の申込みとほとんど同じようにすれば問題ありません。途中で口座振替を選択するだけです。
口座振替できるクレカ不要の格安SIMまとめ|2019最新
au回線とドコモ回線にわけて口座振替できる格安SIMについてみてきました。
当ブログとしては、
au系回線の格安SIMでは「UQモバイル」を、
ドコモ系回線の格安SIMでは「OCNモバイルONE」と「楽天モバイル」を、
おすすめします。
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