LINEモバイルは500円から使える安いプランや、LINEに関わるデータ通信量がフリーとなるサービスで、近年人気が高まっている格安SIMです。
そんなLINEモバイルが2018年からソフトバンク回線のプランを提供開始しました。ソフトバンク回線は通信速度が速く、当ブログでも非常におすすめしているプランです。
このソフトバンク回線を申し込みで、SIMカードを選択するときに、「iPhone専用ナノSIM」というものが新たに追加されました。このSIMカードの選択を誤ると動作しないこともあるので、注意が必要です。
このページでは、SIMカードの選択方法や、iPhone専用ナノSIMカードを徹底的に解説します。
Contents
LINEモバイルで選択できるSIMカードの種類
LINEモバイルを契約すると、スマホ端末に合わせてSIMカードを選択する必要があります。ここでは、SIMカードの種類をチェックしておきましょう。
ドコモ回線で選択できるSIMカード
ドコモ回線の場合、以下の3種類のSIMカードを選択できます。
- ナノSIM
- マイクロSIM
- 標準SIM
ソフトバンク回線で選択できるSIMカード
ソフトバンク回線の場合、以下の3種類のSIMカードを選択できます。
- iPhone専用ナノSIM
- ナノSIM
- マイクロSIM
- 標準SIM
ソフトバンク回線では「iPhone専用ナノSIM」が選択できます。
iPhone使っているから、「iPhone専用ナノSIM」を選択すればいいよね、
と思ってしまいがちですが、これが落とし穴になりえます。
これから、SIMカードの詳細を順番に解説したあと、「iPhone専用ナノSIM」の解説をしますね。
ナノSIMカード
SIMカードの中でもっとも小さいSIMカードがナノSIMです。
今現在、主流のSIMカードでほとんどのスマホ端末がナノSIMカードに対応しています。LINEモバイルで取り扱っているスマホ端末も全て、ナノSIMカード対応となっています。
マイクロSIMカード
SIMカードの中で2番目に小さいSIMカードがマイクロSIMです。
数年前に発売されたスマホの場合、マイクロSIMが使われていることが多いです。
標準SIMカード
5年ほど前に使われていたSIMカードが標準SIMです。
おもに、ガラケーで使われていたSIMカードで、近年では見かけることもほとんどなくなったSIMカードです。
続いて、iPhone専用ナノSIMについてチェックしましょう。
iPhone専用ナノSIMとナノSIMの違いに気をつけよう
ソフトバンク回線の場合、「iPhone専用ナノSIM」と「ナノSIM」を選択できます。
両者とも、SIMカードのサイズや見た目は全く同じなのですが、スマホ端末によって、「iPhone専用ナノSIM」と「ナノSIM」を使い分けしなければなりません。
それぞれのSIMがどのスマホ端末で使えるかまとめた表を以下に示します。
少し、表の見方が難しいと思いますので、順をおって説明していきます。
まず使用予定のスマホ端末がSIMフリー端末なのか、SIMロック解除済端末なのか、ソフトバンクで購入した端末なのか、確認しましょう。
- 「SIMフリー端末」はamazonやAppleなどの店舗で購入した端末です。
- 「SIMロック解除済端末」は、元々ドコモやソフトバンク,auで購入した端末だったけど、SIMロック解除手続きを行った端末です。何も手続きをした覚えがなければ、解除されていませんので、ソフトバンク回線では利用できません。
- 「ソフトバンクで購入した端末」は、ソフトバンクで購入したスマホそのままの端末のことです。
この中で、上の二つ、「SIMフリー端末」あるいは「SIMロック解除済端末」の場合、「iPhone専用ナノSIM」と「ナノSIM」どちらを選んでも、利用できます。
一方、「ソフトバンクで購入した端末」の場合、2017/8〜に発売された端末と、2017/7までに発売された端末で、使えるSIMカードが端末によって別れているので注意が必要です。
特に、2017/7までに発売された以下のiPhoneの場合、「iPhone専用ナノSIM」しか使うことができません。間違って、「ナノSIM」を選択しないように気をつけてください。
- 5s/5c:2013年9月20日
- 6/6 Plus:2014年9月19日
- 6s/6s Plus:2015年9月25日
- SE:2016年3月31日
- 7/7 Plus:2016年9月16日
反対に2017/8以降に発売されたiPhone8やiPhoneXなどは、どちらのSIMカードを選んでも使用できます。
まとめ
このようにLINEモバイルのソフトバンク回線を申し込む際に、一番気をつけないといけないのがSIMカードのサイズです。iPadやAndroidも表に載っているので、利用予定の方はチェックしてくださいね。