ソニーコミュニケーションズが運営するnuroモバイルの「0SIM」。
データ通信SIMなら月額0円で契約できるということで、当初は大いに話題になりました。
2019年最新の0SIMの評判をみていきたいと思います。
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0SIMは「遅いっ!とにかく遅すぎる」の速度評判
これだけ口をそろえて遅いといわれる格安SIMも珍しいぐらいに、皆が声をそろえて遅すぎるっ!と連呼。「0SIM」が登場してから、およそ10カ月後の評価が下記となります。
0simも速度クソだしどうしようか
— 谷口とみぃ。토미 #im@s_PB関東 #VRChat (@tomtpjp) October 12, 2016
0simの速度がクソ遅い、、、
今日一日の我慢— MotorFan (@motor_fan_2017) October 30, 2016
その当時の口コミや評判を調べれば調べるほど「0SIMは遅くて使えない」と思ってしまいます。
しかし、ある意味、その評判が広がり「0SIM」が広く認知されるようになった気さえもしますね。
「0SIM」の最近の評価や評判の後ほど詳しく説明しますが、まずは料金プランを確認しておきましょう。
0SIMの料金は?
ここで「0SIMの料金」について今一度確認しておきます。
- データ通信専用SIM(500MB未満): 0円(月々)
- 音声通話SIM:700円(月々)
以上のように破格の料金設定です。
月々0円で利用できるデータSIMなんて、他の格安SIMにはありません。nuroモバイル独自のサービスとなります。
この料金で通信がちゃんと?できれば、言うことなしですね。
下記の図はデータ通信専用SIMの料金詳細です。
データ通信専用SIMでは500MB未満は0円で利用でき、500MB~2GBまでは100MBごとに+100円、2GB~5GBまで定額1600円となります。
使用していて500MBをオーバーしても5GBまでなら1600円で使用することができます。
5GB使用してしまうとオトクじゃない
ただ、5GB使用すると1600円という料金では、DMMmobileやDTI SIMの方が料金が安くなるのでオトク感はなくなります。
因みに5GB最安のDMMmobileだとデータSIMを月々1360円で契約できます。
関連記事「DMMmobileの特徴から評価や評判までを徹底検証」
オトクにつかうなら1GBまで!
1GBまで「0SIM」でデータ通信した場合を想定すると、月々500円となりますね。
1GB:500円であれば格安SIMの最安料金ですので、それならオトクですね。つまり「0SIM」を契約するなら1GB以上使わないことをおすすめします。
反対に、3GBぐらい使っちゃうよという方は、最安クラスの料金提供しているUQモバイルやDTI SIMがおすすめとなります。
関連記事「UQモバイルの特徴から評価や評判までを徹底検証」
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「0SIM」の速度は改善したのか?
ようやく本題に入ります。
「0SIM」が登場したのが2016年初めですから、サービスが提供されてから2年以上が経ちました。
0SIMの速度は改善しているのでしょうか。実際に使用しているユーザが測定した通信速度を見ていきましょう。
月始めの0sim通信。この時間めっちゃ早いな pic.twitter.com/km3IEDj9gA
— おりはた (@olihata) March 1, 2018
0sim
スピテス自体の速度は出てます。動画は今でも制限かけてんのな。 pic.twitter.com/ypsCvNJLzK
— LOVEにゃんこ (@22_ion) February 23, 2018
あれ
0sim速い、速くない…? pic.twitter.com/HRhZw8WOhY— こぴとり (@J_smallbird) February 22, 2018
雑誌付録の0SIMが最近まともになっとる。 pic.twitter.com/x8FuVdZDjq
— いの☆まこ (@lotte71chocopie) February 4, 2018
最近の #0sim は平日昼間オフピーク帯ならば実用的な速度が見込めるのかな@新宿 pic.twitter.com/6jV5Nd4fcm
— fc2104@はてなブログ&一応ユーチューブ (@fc2104) January 10, 2018
どうでしょう。1年前にはほとんどみることがなかった高評価の口コミ!
速度がでているという口コミが以前よりも明らかに増えています。速度改善は進んでいると考えてよさそうです。
調子がいいときだと5Mbps~8Mbps程度の速度が出ていますから、実使用に問題ない範囲に収まっています。
ただ、下に示す評判のように依然としてわずか0.32Mbpsしか通信速度がでないときもあるようです。
時間帯がお昼時なのでほとんどの格安SIMでも通信速度が出ないので、いたしかたないですかね。お昼時でも1Mbpsぐらい出てくれればな~。
たまには0SIMも使ってみた。
うーむ。 pic.twitter.com/4UoO1a69FJ— Canadian (@nkanada) February 22, 2018
現在の0SIMの通信速度は1年前よりも明らかに改善されているようです。
上の口コミでもありましたが、平日お昼の回線が混雑する時間帯は速度がほとんど出ないというのが事実だと思います。
しかし、0SIMは、平日お昼にデータ通信使わない人におすすめできるレベルにまで上昇してきたということです。
以前はあれだけ速度が遅いと言われていた0SIMですが現在好調のようです。この調子で速度改善を頑張って続けてもらいたいですね。
0SIMの契約を考えている人に知っておいてもらいたいことがありますので少し説明していきます。
0SIMの注意点まとめ
0SIMを契約するうえで知っておかなければならない注意点をまとめました。契約を考えている人は、ちゃんと見てね。
月々無料だが初期費用はかかる
0SIMを契約する際に、下記の初期費用が掛かります。
- 登録事務手数料:3000円
- SIMカード準備量:394円
データSIMも音声通話SIMも同様の料金がかかります。合計3394円です。この初期費用は格安SIMの平均的な費用ですので、法外な料金ではありません。
ただ、われわれが検討しているのは月々0円の0SIMです。
0円だから契約しようとしているのに3394円が必要となってしまうのは残念ですね。ですので、「0円だからとりあえず契約しよう!」と安易に決めずしっかり検討してください。
0SIMは同じ名義で2枚はもてない
データSIMなら月々の料金0円ですので、複数枚持ちたいと思う方もいらっしゃるとおもいますが、2枚以上は契約することができません。
ひとり1枚だけ0SIMを契約できます。同じ名義がだめなだけなので、例えば奥さん1枚、旦那さん1枚という持ち方は問題ありません。
3か月間通信を行わないと強制的に解約される
データSIMの場合、3カ月間の間に1回もデータ通信を行わないと強制的に解約されます。
強制なので手続きとかもなく、いきなり使用できなくなります。その後SIMカードを返却しなければいけなくなります。
少しでも通信していれば大丈夫なようなので、基本的にスマホにSIMカードを挿してしようしていればまず解約されることはありません。
0SIMは遅いのか?速度改善の状況や評判は?まとめ
現在の0SIMは使えない遅さではありません。
以前のように四六時中遅いという評判は皆無です。
いまだネットの古い記事では、クソ遅くて使えない、クソSIMなどと、書かれている記事がありますが、2017年前半以前の記事が大半だと思います。
2017後半以降、徐々に速度が改善されており、現在では評判はそれほど悪くありません。
ただ通信速度の状況は刻一刻と変化していきますので、これからもnuroモバイルが提供する「0SIM」の速度には注目していきたいですね。
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